産経新聞社は30日、記者会見し、同日付の産経新聞朝刊から、インターネットに関するニュースを報道する「Web面」を新設したことを発表した。東京本社では毎週木曜日の朝刊に、大阪本社では毎週木曜日の夕刊に掲載。大阪本社で夕刊のない地域では毎週金曜日の朝刊に掲載する。 この日の会見では、斎籐勉常務取締役が「既存の読者には、新しいコンテンツによって新しい世界・価値を提供したい。一方、ネットのヘビーユーザーには、キラーコンテンツで活字の産経新聞を手にとって読んでもらいたい」と新紙面設置の趣旨を説明した。 Web面は、日常生活に影響を与えているネット上の出来事やネット上での重大ニュースなど、ネット関連の記事だけを扱う。 企画は、新聞記者お薦めの動画などを紹介する「ネット番記者」など。新聞読者向けの分かりやすい記事と、ネットユーザー向けの最新の情報を盛り込み、MSN産経ニュースとの双方向性も追求する方針。