ホンダが世界景気の悪化に伴う新車販売の低迷を受け、今年から世界最高峰の二輪車レース「モトGP」を除くすべての二輪車レースから撤退・縮小する方向で調整に入ったことが22日、分かった。国内最大規模を誇る「鈴鹿8時間耐久レース(8耐)」も含まれる。すでに開発・運営費の負担を理由に自動車レースの最高峰「F1世界選手権」からの撤退を発表しており、新たに二輪レースの大幅縮小を決めたことで、国内外の二輪メーカーにも大きな影響を与えそうだ。週明けにも発表する。 ・スバルが撤退を決めたのは ホンダはモータースポーツ活動全体について縮小させる方針で、平成21年のレース関連予算は前年比で半減させる意向。今回、大部分の二輪レースで「ワークス」と呼ばれるメーカー参戦チームを撤退させる。量産車ベースのレース用車両の供給や支援などは継続する方向だ。ホンダが活動を続けるモータースポーツはモトGPと、米国などで開催され