昨日、Googleが中国からの撤退を正式に発表した。中国政府が情報の検閲を行い、民主主義の言論の自由を阻害していると、マスコミは一斉に報道しているが、本当にそれが正しいのだろうか。 さて、中国のGDP成長率がが二桁成長に入ったのは2003年。正確な人口すら把握出来ていない国が発表するGDPは眉唾ものと称されながらも、リーマン・ショックが起こった2008年以前までは二桁成長を続けている。2003頃の中国は世界の工場と表現されていたが、中国が消費国だと見る向きは少なかった。一重に中国人の所得水準が低すぎたからだ。 ところが、現在の中国、チャイナマネーは世界経済の牽引役として期待されるほど膨張し、かつて日本人が海外で不動産屋ブランド品を買い漁る風景を再現しているかのようだ。一部ではバブルだと警笛を鳴らす人もいるが、かつての日本のバブル経済の時のように、経済成長の波に乗り貧困生活から脱出し、贅沢を