日本シリーズ第3戦が27日、神宮球場で行われ、ヤクルトの山田哲人内野手が史上初の1試合3本塁打を達成した。 1打席目はセンターへのシリーズ1号、2打席目もセンターへのソロアーチをかけたセ・リーグの本塁打王。迎えた5回、歴史を塗り替える打席を迎える。 1点ビハインドの2死一塁、山田の打席でマウンドに上がったソフトバンクの千賀の5球目の内角高めの148キロをとらえると、打球はレフトスタンドへ一直線。CSからピンチの芽をことごとく摘んできた右腕からの一発で、チームは5-4と逆転した。 日本シリーズでの1試合3本塁打は史上初。トリプルスリーの23歳が日本シリーズの舞台でも大記録を打ち立てた。