2018年3月5日のブックマーク (1件)

  • (第208号) 古今伝授のまち三島(2) ~連歌師宗祇と古今伝授~ (平成17年9月1日号)|三島市

    今年は、わが国最初の勅撰和歌集(ちょくせん)である古今和歌集(古今集)が成立してから千百年、新古今和歌集(新古今集)の成立から八百年という記念すべき年にあたります。 前古今伝授について概略を紹介しましたので、今回は三島で古今伝授を受けた連歌師宗祇を中心に紹介したいと思います。 飯尾宗祇(いいおそうぎ/1421~1502)は室町後期の連歌師で、中世文芸の連歌を全国に広めました。連歌とは五七五・七七の和歌形式から派生したもので、五七五の発句(第一句)に七七の脇句(第二句)を付け、これに五七五の第三句、さらに七七の四句というように、上の句と下の句を交互に付け進めるものです。今日の俳句は連歌の発句が独立したもので、俳聖松尾芭蕉も宗祇を敬慕していました。 宗祇の若い頃は不明な点が多く、生誕地に関しても近江説、紀州説などがあります。幼い頃から京の相国寺(しょうこくじ)で禅の修行を積み、三十代より連歌を

    sayamatcher
    sayamatcher 2018/03/05
    “「なべて世の風を治めよ神の春」”