三島「楽寿園」小浜池9年ぶり満水 水都の象徴、近年は枯渇気味…富士山の雪解けと降雨が影響か 富士山からの地下水が湧き出る三島市立公園「楽寿園」内の小浜池の水位が10日、今年最高の156センチを記録した。同園が「満水」とする150センチを超えたのは、2011年以来9年ぶり。かつて豊富な湧水で「水都・三島」の象徴ともされながら最近は枯渇気味の年も多く、関係者は久々の満水に胸をなで下ろしている。 同園では中央付近の池底を水位ゼロ(標高25・69メートル)とし、水面の高さを毎日計測している。今年は春に富士山の雪解けで湧き出た水が20センチほど水位を押し上げたほか、昨年の台風19号と今年6月以降の雨が影響したとみられる。1年前の同時期は水位がほぼゼロで、底がむき出しの状態が続いていた。 周辺の地質に詳しい県地学会東部支部の増島淳支部長(73)によると、湧水は富士山からポンプのように押し出される地下水
アマビエにそっくり 沼津・戸田に伝わる妖怪「神池姫」 コロナ退散へ「イラスト描いて」 ネットで呼び掛け 新型コロナウイルスの感染拡大で、注目を集めている疫病退散の妖怪アマビエ。沼津市戸田地区にもそっくりな妖怪が伝わる。その名は「神池姫」。同市のグラフィックデザイナー大木真実さん(40)は早期収束を願って、神池姫のイラストをインターネット上で募る「#カミイケヒメチャレンジ」を展開している。家庭での時間を少しでも楽しめる手段として、多くの参加を呼び掛けている。 神池姫は顔は女性で頭に角が生え、魚の胴体の腹部に左右三つずつの玉、尾に3本の剣が付いている妖怪。肥後国(熊本県)に現れたというアマビエと同様にコレラが大流行した江戸末期、自身の姿を模写して貼り出せば疫病が退散すると語ったと伝わる。 大木さんが神池姫を知ったのは、市明治史料館学芸員の木口亮さん(46)の会員制交流サイト(SNS)。史料館で
JR静岡駅前の再開発ビル「葵タワー」内の県内最大級の本屋「戸田書店静岡本店」が、5月中旬にも閉店することが、13日までの関係者への取材で分かった。戸田書店(静岡市清水区)が同日までに、店舗を売却する方針を固めた。インターネット通販などの普及で書籍の販売不振が続いたことが背景にあるとみられる。 2002年に旧長崎屋静岡店ビルを戸田書店が取得、開業した店舗が前身。現店舗は紺屋町地区の再開発事業に伴い、10年4月の同ビルオープンとともに地下1階地上2階に入店、開業した。文芸書から専門書まで約60万冊をそろえ、県都の玄関口に立地する同ビルの看板店となっていた。 閉店後、地元のデベロッパーに売却し、本店機能は江尻台店(同市清水区)に移す。 10年ほど前から雑誌書籍を扱うコンビニエンスストアの出店加速で売り上げの減少が始まり、近年はネット通販のほか、電子書籍などの広がりも受けて販売の不振が加速していた
三島市立図書館の特別講座「子どもと話そう、がんのこと、いのちのこと」が19日、市生涯学習センターで開かれた。抗がん剤治療で脱毛した母親と娘のやりとりをユーモアに描いた絵本「ママのバレッタ」の作者田中聡子さんらが訪れ、子供にがんを伝える大切さについて語った。 自らも大腸がんを患った経験がある田中さんは、絵本で副作用などのつらい場面は描かず「これから治療を始める人たちにも読んでほしい。希望のツールとして使ってもらえたら」と思いを語った。今年1月に夫をがんで亡くした長泉町の女性も登壇し、子供に父親のがんを伝えた経験談などを紹介した。 県立子ども病院図書室司書の塚田薫代さんは、来年度から小学校で本格的に始まるがん教育について「一方的に情報を伝えるのではなく、フォローが大事。知識よりも意識を高めてほしい」と述べた。 後期「オンライン併用」大半、「対面授業」静岡県内大学模索(2020/10/16 10
三井不動産(東京都中央区)は6日、沼津市東椎路に建設する大型商業施設「(仮称)三井ショッピングパークららぽーと沼津」について、9日に開発に着手すると発表した。2019年秋開業を目指す。 敷地面積は約12万1300平方メートル、延べ床面積は約17万2千平方メートル。30~40代の家族層向けのファッション、雑貨、飲食店などをそろえる。周辺道路の拡幅を行い、緑地広場、屋外イベントスペース、公共交通機関の発着場などを設けて新たなまちづくりの拠点とする。 災害時に備えて施設内に帰宅困難者待機スペースも設置し、防災拠点機能を持たせる。建物の着工は来年夏を予定している。 創業向け基礎知識学ぶ 浜松信金、スクールが開講(2018/9/9 08:31)サインアートの技術競う 沼津・仲見世商店街で作品展示(2018/9/9 08:19)駿河湾サクラエビ、新作バーガーPR 「モス」社長(2018/9/8 07:
遺伝子バンク30年(5)木村氏中心に体制構築 (2017/4/3 11:00) 1984年度の改組に合わせて国立遺伝学研究所(遺伝研)に日本DNAデータバンク(DDBJ)が設置されることが決まると、人事や文部省への予算要求は遺伝研に委ねられた。所内は、木村資生を頂点とする集団遺伝学のグループと、いくつかの実験系遺伝学の…
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く