情報・システム研究機構は、去る2月26日、人間文化研究機構と合同で、「人文知による情報と知の体系化~異分野融合で何をつくるか~」と題したシンポジウムを、一橋大学一橋講堂で共同開催した。企業の研究者など約200名が参加し、併設したポスター展示も盛況であった。 当機構と人間文化研究機構は、本年度、連携・協力推進に関する協定を締結し、文理融合研究をさらに進めていくことを確認した。本年度のシンポジウムは、両機構の協定締結を記念し、両機構の文理融合研究を紹介する講演と、文理融合を実施して行く上での課題や解決策に関するパネルディスカッションを行った。また、併設のポスター会場では、両機構の研究者の共同研究の活動や成果の紹介とともに、両機構の事業紹介のポスター展示を行った。 プログラムはまず、人間文化研究機構の立本成文機構長による、人文知から観た文理融合研究の経験談、続く3件の事例紹介では、一つ目は、ヒト