ラーメン記者、九州をすする 豚骨、屋台、替え玉と独自の文化をはぐくみながら九州に広がり、愛されるラーメン。何げなく食べている一杯に込められたドラマをひもときます。(随時更新。営業時間などは取材当時のものです)
![<47>BS工場支える豚骨 東京に 九州ラーメン いし(東京都小平市) | 西日本新聞me](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/0e837b62319c507b7e7842d08a32a2812366dce8/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.nishinippon.co.jp%2Fuploads%2Fimage%2F8697%2Fsns_bc90636445.jpg)
僕は千葉県出身なのだが、そんな地元民の間でも地味な扱いの「君津市」。しかし、この君津は全国まれに見る大移住があった。 1960年代後半に八幡製鉄(のちの新日鉄)が君津に大規模な新工場を完成、工員やその家族などおよそ2万人もの北九州人がやってきた、日本史上にも残る「民族大移動」。 君津ではもっぱら北九州の方言が使われ、九州料理が出すお店がたくさん登場し、九州カルチャーが街を占拠した。当時、君津は九州だったのだ。 しかし、今は移住が本格化したときから50年も経った。そんな「リトル福岡」の今はどうなっているのかをこの目で確かめたい。 僕はバスタ新宿から1470円の高速バスで、アクアラインから房総半島を目指した。 ライター、番組リサーチャー。過去に秘密のケンミンSHOWを7年担当し、ローカルネタにそこそこくわしい。「幻の○○」など、夢の跡を調べて歩くことがライフワークのひとつ。ほか卓球、カップラー
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