5月から6月にかけて、米国とオランダの2つのネット講座「MOOC(ムーク、大規模公開オンライン講座)」を受講している。いずれもデータジャーナリズムの入門講座で、無料だ。 受講者は米国の方が151カ国から4400人で、オランダの方は2万1000人(国別情報なし)。世界195カ国だから、国の数だけ見れば、8割近い国から参加していることになる。 ためしに、受講者の国別分布をグーグルマップにのせてみた。こんな感じになる。 欧米はもちろんだが、南米やアフリカなどからも大勢の受講者が来ている。世界的な関心の高まりがわかる。 データジャーナリズムの手法や考え方は、報道だけでなく、コンテンツ形式の広告「ネイティブ広告」や、ブランド(企業)自身が発信する「ブランドジャーナリズム」など、その応用範囲も広がってきている。そんなことも、背景にあるのかもしれない。 コロンビア大学ジャーナリズムスクールのデジタルジャ