江島健太郎氏によるブログ記事です。昨今におけるNoSQLの人気急上昇ぶりと、対するRDBMSの評価が下がっていることについて冷静に考察しています。 OracleやMySQLなどRDBMSはすでに成熟した段階にある一方、柔軟性やスケール性において弱点を抱えています。その点、NoSQLはRDBMSが抱えている問題を解消しているだけでなく永続性もある程度サポートしていることから持てはやされ、「SQLデータベースは死んだ」という極論まで出るようになってしまいました。そしてMongoDBのように「書き込み時にはディスクに同期しない」という、永続性においてはある意味致命的な問題をトレードオフとして認識せず、ただ賞賛する界隈に対して、皮肉の意味を込めた動画やサービスが作られ話題となりました。 江島氏は「NoSQLはSQLを極めてこそ真価を発揮する」と主張しています。そして原点に立ちかえり、そもそもWe
![NoSQLの成功は1:10問題にかかっている | gihyo.jp](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/05764efc54855f2bc94b989cbba010b33d6324f9/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fgihyo.jp%2Fassets%2Fimages%2FICON%2F2007%2F003_orange.png)