【AFP=時事】恒星を周回することなく宇宙空間に孤独に浮かぶ「浮遊惑星」を発見したとする論文が、9日の英学術誌「アストロフィジカル・ジャーナル・レターズ(Astrophysical Journal Letters)」に発表された。 【関連写真】望遠鏡が捉えた浮遊惑星の画像 見つかった巨大ガス惑星「PSO J318.5-22」は、地球からわずか80光年先に位置する太陽系外惑星で、質量は木星の6倍しかなく、これまで見つかった自由浮遊天体の中では最も小質量だという。1200万年前に形成され、同様の惑星の中では若い部類に入るとされる。 研究チームを率いた米ハワイ大学マノア校(University of Hawaii at Manoa)天文学研究所(Institute for Astronomy)のマイケル・リュー(Michael Liu)氏は「このような姿をして宇宙空間を浮遊する天体は、これま