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ブックマーク / www.marinopage.jp (1)

  • 「福者ヘルマン・ヨゼフ」|mariのページ|世界の名画をコメント付きで紹介するページです。

    ケルンに生まれたヘルマン・ヨゼフは、12歳のときにプレモントレ会修道院に入って司祭となった中世ドイツの修道士です。彼は、聖母マリアに対する深い信仰心を持っており、多くのマリア讃歌を作ったことでも知られています。 そんなヘルマンの前に、ある日、聖母が天使を伴って現れたといいます。この作品は、その時の様子をヴァン・ダイクが成熟期の軽やかな筆づかいで優雅に表現したものです。ヘルマンは崇敬してやまない聖母の差し出す手に触れようと、畏れつつ手を伸ばします。聖母を見上げる彼の目は夢見るようで、忘我の境地とはこのことを言うのでしょう。紅潮した頬、かすかに震える手など、その場の雰囲気が十分に伝わる、甘い情感漂う作品となっています。 ヴァン・ダイクは、巨匠リューベンスに続く若い世代の画家として筆頭に挙げられる人物です。リューベンスもまた早くから彼の才能に注目していたのでしょう、17歳の頃から工房の有力な助手

    sbtqe
    sbtqe 2022/12/01
    ヘルマンの前に、ある日、聖母が天使を伴って現れたといいます。この作品は、その時の様子をヴァン・ダイクが成熟期の軽やかな筆づかいで優雅に表現したもの
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