石井俊匡監督が手がけたショートアニメ「そばへ」の一場面(C)2019 MARUI GROUP CO.,LTD. ショートアニメ「そばへ」がYouTubeのマルイノアニメ公式チャンネルなどで公開された。東宝、丸井グループ、アニメ「宝石の国」などのアニメ制作会社のオレンジが手がけた。SNSで「美しい!」などと話題になりつつある。監督は、劇場版アニメ「未来のミライ」(細田守監督)に助監督として参加した石井俊匡さん。テレビアニメ「僕だけがいない街」「約束のネバーランド」などにも参加してきた気鋭の若手クリエーターの初監督作品となった。監督に、作品表現や、アニメを作る上で大切にしていることなどを聞いた。 ◇CGならではの実在感を表現 「そばへ」は、とある雨の日、帰路につこうとした統(おさむ)が、 紗友(さゆ)にプレゼントされた傘がなくなっていることに気付き、傘がやがて少女になる……という展開。女優や声