広範囲の点検・巡回・巡視を想定した長距離飛行が可能なシングルローター型「小型ドローン」を展示 会場に展示されていた小型ドローンの実機 会場に展示されていた小型ドローンは、全長約2m。航続時間は2時間、巡航速度は60km/h(最大90km/h)、エンジン駆動で長距離飛行が可能という特徴を持つ。 耐風性、耐環境性に優れたシングルローター型のヘリ型タイプを採用し、ペイロードは7kg(燃料含む)。展示機には搭載されていなかったが、可視光ジンバルカメラの搭載を予定している。 用途としては、2時間という長時間飛行が可能なため、広範囲の点検・巡回・巡視を想定している。開発状況は、2022年冬からスタートし、今年の3月に、中部電力とドローンで現地確認を行う“スマート保安”の実証試験を実施し、河川に人がいるかを確認する巡回監視を行い、小型ドローンによる保安業務の有効性を確認したと発表した。 担当者は、「今後
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