高齢化が進む日本において、福祉車両の需要増加は今後も一段と高まると見られている。新型車のデビューに合わせた福祉車両の設定は、国内メーカーは当たり前となってきている。福祉車両は、より使い勝手がよく優れた仕上がりのものが続々と登場してきている。 株式会社ケイワークス(愛知県豊橋市・黒田 功代表)の福祉車両キャンピングカー『Live』が新型となって登場する。キャンピングカー『Live』は、アウトドア、外遊びなどのレクレーションを目的に出かけた先でも、介護スペース(ベッド・吸痰・冷蔵庫・食事のミキサーなどの電源バッテリー・手洗いなどに使うシンク)が常に確保できるため、いつでも気兼ねなく家族とともにアウトドアが楽しめる「福祉車両キャンピングカー」と位置づけている。もちろん車中泊を伴うクルマ旅も可能となっており、健常者が使用する場合でも不自由さを感じないクルマに仕上がっている。 ◆バージョンアップした
カードゲーム「UNO」を販売する米玩具メーカーMattelが、色覚障害者向けの「UNO ColorADD」を発売しました。価格は5.99ドル(約650円)。 UNO ColorADD 色覚障害者のアクセシビリティを推進する団体ColorADDと協力してデザインしたもの。どんなタイプの色覚障害でも色が分かるよう、赤、青、緑、黄色の色を表すColorADD独自の記号をカードの左上と右下に配置しています。 UNO ColorADDのカード ColorADDは「われわれの色記号は、文法学校や公共交通機関、病院、色えんぴつといった日用品などに取り入れられてきた」とし、UNOとの提携でより多くの人に使命を伝えられ、見落とされがちな色覚障害に対する意識を高められると述べています。 ColorADDの色記号(ColorADDのWebサイトから) advertisement 関連記事 カードゲームの「UNO
バリアフリー・モータースポーツフェスティバル2017 「障がい者と健常者が同じフィールドでモータースポーツを楽しもう!」というコンセプトで行なわれる「乗りもの大好き!バリアフリー・モータースポーツフェスティバル2017(BMF)」が昨年に引き続いて、9月3日(日)に、好天に恵まれての開催となった。 その会場となるのは、北海道・新千歳空港に隣接する新千歳モーターランド。今回は、モータースポーツ以外にも障がい者と健常者が一緒に楽しめるコンテンツも、ということで、横浜ゴムの「ADVAN FLEVA(アドバン・フレバ)V701」のウェブ・プロモーションビデオに出演している女性3名のインストゥルメンタル・ユニット「MODEA (モーディア)」ほか、音楽コンテンツも盛り込み、誰もが楽しめるイベントに進化した。 このBFMを主催するのは、約25年前にバイク事故によって下半身麻痺の障がいをもち、車イス生活
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、2017年9月30日(土)の筑波宇宙センター特別公開にあわせ、聴覚障がいを持つ方を対象に手話案内ツアーを開催します。 このツアーは、S-1衛星試験棟「宇宙開発のいま・むかし」、C-5宇宙飛行士養成棟「ようこそ!宇宙飛行士養成棟へ」、W-3宇宙実験棟2階「スペースサイエンスワールド」を巡り、JAXA筑波宇宙センターで取り組んでいる研究や、今の「宇宙開発」の進捗状況について、最新情報をわかりやすく、手話で案内します。 ツアーは、10時30分から11時45分までの午前コースと、13時30分から14時45分までの午後コースの1日2回開催されます。各コース定員は10名ずつです。 参加を希望する方は、9月15日(金)までに、メールまたはFAXで、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の広報部企画・普及課まで連絡下さい。なお、希望者多数の場合は先着順になります。詳しくは、J
聴覚障害者にも邦画を楽しんでもらおうと、映画館を経営する業者などの団体「全国興行生活衛生同業組合連合会」(全興連)が9月に東京、大阪など4都府県の映画館で初めて、スクリーンに字幕が浮かんでいるように見えるメガネ型機器を導入する。大手映画配給会社も協力し、このシステムに対応できる作品を増やす方針で、機器があれば全国の映画館で同様の体験ができるようになる。 映画のバリアフリー上映を目指すNPO法人「メディア・アクセス・サポートセンター(MASC)」(東京都)は、作品の上映と同時進行で情報端末に字幕を表示できる無料アプリ「UDCast」(ユーディーキャスト)を開発。映像を鑑賞できる市販のメガネ型機器にアプリをダウンロードして着用すれば、スクリーン上に字幕が浮かんで見えるシステムを考案した。
近年では聴覚障害者が利用できるサービスや製品は増えているものの、劇場における舞台鑑賞においては依然困難が伴うというのが現状だ。そこで、電子業界大手のサムスンが開始したのが、VR(仮想現実)の技術を活用して聴覚障害を持つ人々でも手話通訳を介さずに劇場で舞台を楽しめるようにするプロジェクト「Theater For All Ears」だ。 このプロジェクトは、サムスンが開発しているVRヘッドマウントディスプレイ「Gear VR」とスマートフォンを使用することで、俳優が発した言葉の字幕をリアルタイムで見ることができるようにするというものだ。 この独創的で革新的なプロジェクトはブラジルの広告代理店Leo burnett Tailor Madeとの連携により生まれたもので、ブラジルのFrei Caneca Theatreで2017年5月12日に初演された演劇「O Pai(The Father)」からス
東京都立墨東特別支援学校の生井恭子教諭(41)らが、障害のある子どもたちへの本の読み聞かせ活動の記録をまとめた「おはなし会がはじまるよ-特別支援学校(肢体不自由校)での図書館活動-」を自費出版した。 特別支援学校での読み聞かせや図書活動についての記録は少なく、生井教諭は「障害があっても本を楽しんでいる子どもたちの姿をたくさんの人に知ってほしい」と話す。 墨東特別支援学校で児童生徒に向けて本を読み聞かせる「おはなしの会 うさぎ」は、2012年に始まった。都内の区立図書館に勤務した経験がある生井教諭が、当時の知人のつてをたどり、図書館などで読み聞かせ活動を続けている佐藤凉子さんら3人に打診。メンバーは国語の授業や課外活動の時間に教室を回り、月2、3回のペースで本や紙芝居を使った読み聞かせを続けてきた。
8耐決勝前日にパレード…ボランティア120人募集 体が不自由で車椅子に乗っている人などが、オートバイの後部座席に同乗し、鈴鹿サーキット内を走行できるイベントが、29日に行われる。ハンドルを握る往年の名ライダーや現役選手たちの体と一緒に専用ベルトで固定し、安全を確保する。ライダーは「風を切って走る素晴らしさを感じてほしい」と参加を呼びかけ、サポートするボランティアも募集している。(南条哲治) イベントは、全日本ロードレース選手権や鈴鹿8時間耐久ロードレース(8耐)などで活躍した水谷勝さん(67)(愛知県津島市)の約20年前の体験がきっかけ。オートバイメーカーのテストコースで行われた体験走行会で、車椅子で見学に来ていた20歳代の男性を誘い、後部座席に乗せてみた。するとカーブを曲がる度、男性が自らの体を支えようと、太ももに力を入れるのを感じたという。 「動かないはずの男性の脚が動いた気がした。男
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