社員の保育園探しにコンシェルジュ 三菱商事が新設：朝日新聞デジタル三菱商事は来年４月、社員の保育園探しを助ける「保活（ほかつ）コンシェルジュ」を新設する。保育サービス専門会社と提携して、専任スタッフ１人が本社に常駐する。出産や育児を理由に休職届を出した社員から職場復帰の時期や要望を聞き取り、預け先の候補や手続きの情報を提供する。 国内の支社・支店で働く社員の相談にものり、配偶者が出産や育児で休職する場合も利用できる。復帰後の子育て相談にも応じる。ダイキン工業やエスビー食品にも同じような制度があるが、スタッフの常駐は珍しい。 子どもの学校行事にあわせて年３日までとれる「学校休暇」や、冬休みや夏休みに子どもを預かる学童保育サービスも入れる。 三菱商事の社員に占める女性の割合は２５％。１２歳以下の子どもを持つ女性は２００人余りいる。子どもの保育園などを理由に職場復帰が遅れることがないよう、環境を整えることで、管理職に占める女性の割合も高めていきたい考えだ。（宮
