4月12日に投開票される名古屋市議選に、戸籍上は男性の性同一性障害者(45)が女性として立候補の意思を示していたことについて、同市選挙管理委員会は3月20日、この候補者の性別を女性として受理した。戸籍と異なる性別での立候補は、同市議選では初めて。朝日新聞などが報じた。 選管は「候補者届出書」には性別記載欄があるが、公職選挙法では立候補の際に性別を記載することは明記されていないとして、「本人の意志を尊重したい」と話している。 (朝日新聞「性同一性障害者 名古屋市選管は女性で受理方針」より 2015/03/21付朝刊より)