先日、タレントの菊池桃子さんが、政府の国民会議で「排除される人をつくらない社会」を提案し、注目を集めました。障がい児の母親として、社会への疑問を投げかけたのです。 昨年、心臓病を持った子どもたちが通う都内の保育園で音楽療法をしました。そこに来ていたお母さんたちが口を揃えて言っていたことが、菊池さんの語る「障がいの重さや経済的な理由で、希望に沿った教育が受けられない」という現実でした。
東京電力福島第一原発事故で移転するなどした障害者の作業所13か所が、かばんやお菓子などを分業で完成させて販売する共同事業に取り組んでいる。作業を小分けにし、ミシンやオーブンの有無など作業所ごとの環境に合わせて分担。箱詰めだけなど、下請け的な関わり方に比べて収入アップが期待できるといい、障害者への工賃を増やせた作業所も出ているという。 ◆かばんやお菓子 製造販売 原発事故では、多くの障害者も影響を受けた。共同事業に参加する13作業所のうち、元々の活動エリアが避難指示区域となり、区域外に移転したのは7事業所。2事業所は避難で受け皿を失った障害者のために新たに設立された。四つは避難者が多い郡山市に元々あった事業所だという。 郡山市の「ふたば製作所」は浪江町や富岡町、葛尾村などから避難している障害者向けに2013年4月に設立され、現在は15人が通う。手提げかばんの共同事業では、作業は〈1〉生地の裁
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く