高知銀行は1日、創業支援やベンチャー企業の育成などを目的にした「こうぎん地域協働ファンド」を設立した。ファンドの総額は3億円。政府系の地域経済活性化支援機構(REVIC、東京・千代田)と共同で設立し、県内企業の新規事業の掘り起こしや立ち上げを後押しする。特定の投資分野には絞らず中小を中心に幅広い企業を支援対象にする。高知銀行が2億9千万円、同行子会社のオーシャンリース(高知市)、REVICキャ
高知銀行は1日、創業支援やベンチャー企業の育成などを目的にした「こうぎん地域協働ファンド」を設立した。ファンドの総額は3億円。政府系の地域経済活性化支援機構(REVIC、東京・千代田)と共同で設立し、県内企業の新規事業の掘り起こしや立ち上げを後押しする。特定の投資分野には絞らず中小を中心に幅広い企業を支援対象にする。高知銀行が2億9千万円、同行子会社のオーシャンリース(高知市)、REVICキャ
病気などで呼吸機能が低下し、喉付近からの気管切開で人工呼吸器を装着する患者にとって、怖いのが気管にたまる痰(たん)だ。増えると気道がふさがり、呼吸ができなくなるからだ。このため家族らが時々、痰を取り除いてやる必要があるが負担は小さくない。この問題を解消しようと開発されたのが、医療・福祉機器メーカー「徳器技研工業」(大分県宇佐市)が製造・販売する電動式の痰吸引器「アモレSU1」。気管内の痰を24時間持続で自動的に少しずつ吸い取る能力があり、利用者に喜ばれている。 九州北部にある住宅の一室。脳梗塞などでベッドに寝たきりの70代男性は「アモレSU1」を昨年秋から使っている。訪問診療する医師から薦められた。 それまでは気管内に痰がたまると、人工呼吸器のアラームが鳴り、気付いた60代の妻が痰吸引装置の管を手に持って、喉付近の切開口から気管の方へと入れて除去していた。妻は「私が睡眠を取る深夜から明け方
児相・市町村へ虐待照会=見逃し防止、警察庁通達 警察庁は1日、児童虐待の兆候を見逃さず、いち早く保護につなげるため、通報を受けて現場で子どもの安全が確認されたとしても、児童相談所(児相)や市町村に対し過去に虐待事案として取り扱いがなかったか照会するよう全国の警察に通達を出した。 警察は通報があれば現場で子どもの状況を直接確認し、虐待が疑われた場合は児相へ通告している。通達では、現場で通告の必要はないと判断した子どもについても、照会の結果、児相が対応していたり、必要な乳幼児健診などを受けていなかったりしたことが判明すれば、虐待の可能性が高いと判断するよう指示。児相などと通報内容の共有化を図るなど連携強化も求めた。 昨年1年間に警察が児相通告した子どもは過去最多の3万7020人で、事件の摘発者や被害者も最多となった。埼玉県狭山市で1月に当時3歳の女児が死亡した事件では、この約半年前に近隣
性犯罪の防犯対策を自分たちで考えようと、福岡市東区にある4大学の女子学生がネットワーク組織「女子学生のための防犯推進協議会」の発足準備を進めている。福岡県内の性犯罪事件は増加しており警察署も支援。県警は「自ら動くという意識が防犯には大事。学生主体の組織は珍しい」と歓迎している。 4大学は九州産業大、福岡工業大、福岡女子大、九州造形短期大。各大学で新入生や寮生向けの防犯セミナーや護身術教室を開いていたが、防犯活動に取り組む地域住民の勧めもあり、学生自治会などに所属する女子学生が動き始めた。 3月下旬に開かれた発足準備の初会合には女子学生7人が集まり、活動内容を検討。「防犯ブザーのレンタルサービスがあれば」「地域のパトロールに同行し女性目線の防犯マップを作製しては」など、さまざまなアイデアが出た。会合には管内の東署の正木一博生活安全課長らも参加した。 九州産業大4年で準備に関わる岡田美乃里さん
新潟県が法律で策定が義務づけられている福祉関係の4計画を整備していなかった問題で、県監査委員は3月31日、監査要求した泉田知事に「知事の危惧や課題に対し、限られた時間の中で詰め切れず、まとめに至らなかった」などとする監査結果を提出した。 野上信子・代表監査委員は「県のトップとして、当事者として、部局との意思疎通を図り解決してもらいたかった」と知事に意見した。 未策定だったのは、障害福祉計画、介護保険事業支援計画、老人福祉計画のそれぞれ2009~14年の2期分、医療費適正化計画の08~12年の1期分。問題発覚後、泉田知事は他計画による対応の適否、県民への影響の有無、再発防止策について監査するよう要求した。監査委員は今年2月16日から3月24日まで、計画策定を担当した福祉保健部から提出された部内整理結果などを基に聞き取り調査を行った。 監査結果は、部内整理結果を大筋で認め、他の計画によって施策
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く