69回目の憲法記念日を迎えた5月3日、日本弁護士連合会の中本和洋会長は、「憲法記念日を迎えるに当たっての会長談話」を発表した。 中本会長は、熊本地震にふれ、「今何よりも、被災された方々への支援と、被災地域の一刻も早い復旧・復興が求められている。そのことは、被災された方々の生存権等を含む基本的人権を保障するという憲法上の要請である」と呼びかけた。 また、今年3月に施行された安保法制については「集団的自衛権の行使を容認するなど恒久平和主義に反するとともに、立憲主義及び国民主権に反するものであり、当連合会は、その廃止・改正を求めている」と、改めて表明した。 会長談話の全文は以下のとおり。 ●憲法記念日を迎えるに当たっての会長談話 本日、日本国憲法が施行されてから69回目の憲法記念日を迎えた。 日本国憲法は、個人の自由・権利を保障するため憲法により国家権力を制限するという立憲主義を基本理念とし、基
性的少数者の人権を訴えるパレードが8日、渋谷区である。渋谷、世田谷両区で同性カップルを公的にパートナーとして認める制度が昨年始まるなか、関係者はさらに理解を広げようと、当事者や支援者ら過去最多の5千~6千人が参加するパレードを目指している。 レズビアン、ゲイらLGBTの人たちでつくるNPO法人「東京レインボープライド」の主催。2012年からパレードを毎年開くようになり、徐々に参加者が増えてきたという。昨年は3千人が参加した。 今年のパレードは8日正午、渋谷区役所を出発。色鮮やかに装飾した車とともに3時間半かけ明治通りや表参道の約3キロを歩き、代々木公園がゴールとなる。前日7日の午後4~6時か、8日午前9~11時半に代々木公園でのイベント会場で登録すれば、一般参加もできる。 パレードの統括担当で、自身が… この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 この記事は有料
報告書を公表したHRNとそれに反論する紗倉まなをはじめとするAV女優(左「認定NPO法人 ヒューマンライツ・ナウ Human Rights Now」公式サイト/右・紗倉まな『高専生だった私が出会った世界でたった一つの天職』宝島社より) 写真を拡大 AVをめぐる女性の人権問題が論争になっている。2カ月ほど前、国際人権NGOヒューマンライツ・ナウから「日本:強要されるアダルトビデオ撮影 ポルノ・アダルトビデオ産業が生み出す、女性・少女に対する人権侵害 調査報告書」が公表され、大々的に報道された。ところが、この報告書の内容をめぐって、AV業界から批判の声が次々にあがっているのだ。 調査報告書に関してどんな騒動が起きているのかご紹介する前に、まず、ヒューマンライツ・ナウがどういった報告書を公表したのかについて簡単にまとめていきたい。 ヒューマンライツ・ナウは、AV業界の人間が「モデルにならない?」
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