「子ども保険」構想に賛否の声が寄せられている。 子育て世帯の負担を減らす「子ども保険」構想 NHKは29日、自民党の小委員会が働く人や企業から保険料を徴収して子育て世帯に給付する「こども保険」制度の構想をまとめたと報じた。 社会保険料に上乗せして捻出した財源を、小学校入学前の子供がいる世帯への児童手当増額などの形で給付。 保育や幼児教育の負担を減らす狙いだという。 将来的には0.5%上乗せを検討 日本経済新聞によると、上乗せする保険料率は当面0.1%とし約3400億円の財源を捻出。将来的には0.5%程度に上乗せし、約1兆7000億円規模の財源を確保へ。 年収400万円の世帯では0.1%上乗せされた場合は月240円程度、0.5%では月1200円程度負担が増える見通しだ。 社会全体で子育て世代を支援へ 同委員会は2020年以降を「日本の第2創業期」ととらえ、人口減少を強みに変える新たな社会モデ