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ブックマーク / medley.life (5)

  • 失語症の人はコミュニティ活動への参加が減るとうつが増える?

    失語症とは、話す、聞く、読む、書くなどが難しくなってしまう症状です。脳卒中による脳の損傷などで起こります。失語症がある人のコミュニティ参加が生活の質や健康に影響するかが調べられました。 ◆ 失語症があるときのコミュニティ参加 今回の研究では、脳卒中が原因で失語症となってしまった患者30人が対象となりました。対象者はコミュニティ参加、うつ症状、生活の質を調べるアンケートに答え、42人の比較対象となる健康な人と比べられました。 ◆ 失語症ではコミュニティ参加が減少、うつになる可能性も コミュニティ参加質問票の社交性の項目と、うつ症状スコアにわずかな相関関係が見られました。 脳卒中が原因で失語症を持っている人のコミュニティ活動への参加はわずかでした。 脳卒中が原因で失語症を起こした人たちはコミュニティ活動への参加が減ってしまい、うつになる可能性も考えられます。 脳の損傷が原因で失語症が起きた人た

    失語症の人はコミュニティ活動への参加が減るとうつが増える?
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    sca_fukushi-entry 2016/02/06
    【今週のフクシ・エントリ!】“言語リハビリが失語症を持った人たちのコミュニティ参加への支援、ひいては心の健康に役立つかも”
  • 多発性硬化症の介護では、性別によって必要なサポートが違う

    多発性硬化症で、脳や神経に起こる変化から介護が必要になったとき、介護をする人には特別な負担がかかります。介護者が患者の夫の場合、またの場合で、介護に対する心理的な差はあるのでしょうか。 ◆介護者に必要なサポートは? この研究では、106人の介護者が対象となりました。対象者を男女別に見て、生活の質、ストレス、どんなサポートが必要とされているかが聞き取り調査されました。 ◆女性は多くのストレスを感じている 調査の結果、の介護をしている男性よりも夫の介護をしている女性は、より多くのストレスがあり、より感情的サポートを必要とし、社会的サポートはより多く受けられていると感じていました。 多発性硬化症に苦しむ配偶者を介護するとき、ストレスが性別によって異なるということは、それぞれにとって最適なサポートを模索しなければならないかもしれません。

    多発性硬化症の介護では、性別によって必要なサポートが違う
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    sca_fukushi-entry 2016/01/12
    【今週のフクシ・エントリ!】“妻の介護をしている男性よりも夫の介護をしている女性は、より多くのストレスがあり、より感情的サポートを必要とし、社会的サポートはより多く受けられている”
  • 聴覚障害に対する遠隔リハビリの効果は?

    聞こえの不自由な状態を聴覚障害と言いますが、原因や種類により聞こえの程度は様々です。今回の研究チームは、難聴により補聴器を使用している方を対象とし、インターネットを使った聴覚障害の治療プログラムが有効か検証しました。 ◆インターネットを使った遠隔リハビリは有効か 近年、情報通信技術の発展により遠隔医療が徐々に普及しつつあります。遠隔リハビリは、自宅でインターネットを使いながら専門家による訓練が受けられることを特徴とします。 今回の研究は、補聴器を普段から使用する聴覚障害者を対象に、インターネットを使った遠隔リハビリの効果を検証した、過去の2つの研究結果をまとめました。 遠隔リハビリ群は、インターネットを通して聴覚機能訓練士の指導に従い訓練を行いました。対照群は、従来の対面式で聴覚機能訓練士による聞き取りの訓練を行いました。 ◆遠隔リハビリにより活動性の向上が得られる 以下の結果が得られまし

    聴覚障害に対する遠隔リハビリの効果は?
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    sca_fukushi-entry 2016/01/08
    【今週のフクシ・エントリ!】“聴覚障害に対する訓練として、オンラインプログラムによる遠隔治療は有効であり、活動性の向上につながる”
  • 認知機能には運動も健康教育も大差なし

    2015.11.09 | ニュース 認知機能には運動も健康教育も大差なし ランダム化比較試験により検証 from JAMA ◆運動プログラムを行う群と健康に関する教育を行う群にランダムに振り分け 今回の研究では、座っている時間が多い70歳から89歳の高齢者1,635人を対象に、運動プログラムを行う群と対照群にランダムに分けました。 運動プログラム群は、ウォーキング、筋力トレーニングなど身体活動量を向上する中等度の運動プログラムを、対照群では健康に関するワークショップと上肢のストレッチを、それぞれ2年間行いました。 ◆運動プログラムを行っても、健康教育と大差なし 以下の結果が得られました。 24ヶ月の時点で、DSC課題、HVLT-Rスコア(臨床現場、性別、ベースラインの値で調整したもの)は群間に差が見られなかった。その他のすべての認知機能または混合の指標でも、差は見られなかった。 運動プログ

    認知機能には運動も健康教育も大差なし
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    sca_fukushi-entry 2015/11/09
    【今週のフクシ・エントリ!】“人によっては運動だけですべてを解決することはできず、認知機能に対するケアは別に考える必要があるのかも”
  • 被爆二世の死亡リスクは増えていなかった

    広島・長崎の原爆被爆者は白血病や固形がんのリスクが上がる事が知られています。では、このような影響は生殖細胞を通じて子孫にまで伝わるのでしょうか?今回、被爆二世に対する62年間の追跡調査で、死亡リスク増が見られないという報告がありました。 ◆親の被爆と子どもへの影響 広島・長崎の被爆者の子どもへの影響が現在進行形で追跡・報告されています。放射線影響研究所は、1946年から1984年に被爆者に生まれた子どもと、被爆しなかった人の子ども、合わせて75,327人について追跡調査し、原爆投下後の妊娠により生まれた被爆者の子どものがんおよびがん以外の疾患による死亡と親の放射線被曝との関連を調べました。 ◆父母の被爆は子の死亡リスクに影響なし 追跡期間の中央値(順位で半数にあたる値)は54.3年で、被爆した人の子どもと被爆しなかった人の子どものうち合計5,183人が病死しました。 がん原因の死亡もがん以

    被爆二世の死亡リスクは増えていなかった
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    sca_fukushi-entry 2015/11/09
    【今週のフクシ・エントリ!】“(がん及びがん以外での死亡とも)被爆した母親の生殖腺被曝量との関連は認められず、父親の被爆についても同様(中略)出産年齢や被爆から出産までの期間も死亡リスクに影響しない”
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