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ブックマーク / nikkan-spa.jp (9)

  • 貧困、差別、ドラッグ…日本のアンダーグラウンドが凝縮された街・川崎の過酷な現実 | 日刊SPA!

    そのとき、背後の公園からひどく酩酊した中学生程度の男子が千鳥足で出てきて、隣にある公団住宅の駐車場に倒れ込んだ。そこではもう2人、同世代の男子が寝転び、焦点の合わない目で宙を見つめ、その周りをいずれかの弟とおぼしき幼い男児がケラケラと笑いながら走り回っている―― 多くの人がイメージする工業地帯・川崎を象徴する写真がカバーとなった『ルポ 川崎』。しかし、その内容は我々の予想を軽く凌駕する過酷な貧困の実態を伝えている これは『ルポ 川崎』(サイゾー刊)で描かれた川崎区日進町の光景だ。 不良勢力の頂点は暴力団で、劣悪な環境から抜け出す手段は、ヤクザになるか、職人になるか、捕まるか。中学時代に強盗で逮捕された経験を持つラッパーが登場し、彼らの口からは「日刀持った友達の親に追いかけられた」「親戚のヤクザの指詰めを手伝った」という子供時代の思い出が語られる。「産業道路の向こう側なんて、中学生のポン中

    貧困、差別、ドラッグ…日本のアンダーグラウンドが凝縮された街・川崎の過酷な現実 | 日刊SPA!
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    sca_fukushi-entry 2018/02/21
    #フクシ・エントリ “川崎が抱える貧困の深層とついて回るコミュニティのしがらみ。そこから抜け出す手段の一つとして大きな役割を果たしている音楽などカルチャーの力。現代社会が抱える闇の写し鏡”
  • 敷金、礼金が払えない…貧困層が暮らす“新たなドヤ街”が都心に出現している | 日刊SPA!

    労働者に日雇いの仕事を斡旋する「寄せ場」、日雇い労働者のための簡易宿泊施設が立ち並ぶ「ドヤ街」。過去の遺物のように思われがちなこれら地域だが、今も姿を変え脈々と残り続けているという。 「現在は日雇い労働もネットでマッチングする時代です。かつての寄せ場がネットの中に移ったことで、労働者たちもドヤ街のような特定の地域に集まる必要がなくなりました。とはいえ、定住する家を持てない貧困層そのものがいなくなったわけではなく、現在でも都心の格安ゲストハウスやネットカフェを転々としながら生活する貧困層は少なくありません」 そう語るのはNPO法人「もやい」の大西連氏。10年前に「ネットカフェ難民」という言葉が流行したが、現在はネットカフェのみならず料金を極端に抑えたゲストハウス、シェアハウスを拠点にするケースが急増しているのだとか。 「傾向として、彼らは労働現場までの交通コストが抑えられる都心部やターミナル

    敷金、礼金が払えない…貧困層が暮らす“新たなドヤ街”が都心に出現している | 日刊SPA!
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    sca_fukushi-entry 2017/07/06
    #フクシ・エントリ “なかには個人が借りた部屋に仕切りを設け、民泊と同じ要領で貧困層向けゲストハウスを運営している脱法的な例も。シェアハウスといっても、1人あたり3畳ほどしかない相部屋パターンも多い”
  • 生活保護受給者がわざわざ「メルカリで現金を落札」していた理由 | 日刊SPA!

    メルカリで現金が額面以上の金額で出品されたことが大きなニュースになったが、この不可解な取引の目的は、クレジットカードのショッピング枠の現金化だと指摘されている(すでにメルカリはこうした現金を出品禁止にしている)。 一方で、現金の出品を「ヤミ所得」を得る手段として利用していたという情報も入ってきた。今回、証言してくれたのは、関東某県在住でシングルマザーの女性・Aさん(37歳)だ。小学生と中学生の娘を1人で育てる傍ら、うつ病を発症。働けなくなり、3年前から生活保護を受けているという。過去に2度ほど3万円の現金を、3万4000~5000円で落札したことがあるという。 「生活保護と児童扶養手当で月に20万円ほどを受給していますが、それでも生活はギリギリ。あるとき、メルカリの存在を知り、小遣い稼ぎを始めました。きっかけは、娘の学校のバザー。数百円で売られていた未使用のブランド器セットを5000円で

    生活保護受給者がわざわざ「メルカリで現金を落札」していた理由 | 日刊SPA!
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    sca_fukushi-entry 2017/05/30
    【今週のフクシ・エントリ!】こういった記事が出て当局の指導が厳しくなり、既存のアングラ経済圏が縮小し、また新しい聖地を求め…という繰り返し。CWももっと積極的に個々のケース支援に関われればよいのですが…
  • 「生活保護不正受給はもっと多いはず」5回生活保護を受けたジャーナリストが語る真実 | 日刊SPA!

    「不正受給の割合は全体の0.5%と言われていますが、それは、あくまで発覚しただけの数字で、実際にはもっと多いと思います。」 そう語るのは自ら生活保護を受けながら、貧困問題をテーマに取材活動をするジャーナリスト・長田龍亮氏だ。 長田氏はフランスでの放浪~ホームレスシェルターでの生活を経て、帰国。その後、関東で住み込みの仕事を探していると、「土木関係の仕事がある」と誘われ、面接に向かった先が貧困ビジネスを展開する低額宿泊施設だった。最前線で目の当たりにした生活保護の現実とは……。 「求人は嘘で、実態は生活保護い物にした貧困ビジネスでした。二畳半の劣悪な部屋が用意され、生活保護費(この自治体では月12万5000円)は施設が徴収。毎日渡される小遣い500円と月に一度もらえる5000円の小遣い以外のお金は、費と寮費として消えていきました」 入居者の多くは寄せ集められた高齢のホームレス。しかし、

    「生活保護不正受給はもっと多いはず」5回生活保護を受けたジャーナリストが語る真実 | 日刊SPA!
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    sca_fukushi-entry 2017/04/09
    【今週のフクシ・エントリ!】そんなことより、受けられるべきなのに受けられていないひとの数のほうが断然多いと思うのですが…
  • エロ本、アダルトDVD業界が“高齢者の介護ビジネス”となりつつある | 日刊SPA!

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    sca_fukushi-entry 2017/03/06
    【今週のフクシ・エントリ!】“DVDと、挿入するだけで自動再生できるDVDプレーヤをセット販売する業者が登場(略)アフターサービスも行っていて、中高年ユーザにDVDの視聴方法を懇切丁寧に教える。売上は順調”
  • 多摩川にホームレスが増加したワケ 行政施策の空回りが原因か | 日刊SPA!

    「スマホ代は月1万9000円」「40型の液晶テレビを所持」など、悲惨な状況とは思えないほど優雅な生活を送っている多摩川のホームレスたち。長年、ホームレスを追い続けるルポライターの村田らむ氏は「そもそも多摩川にホームレスが出現するようになった背景には、都心でのホームレス排除が影響している」と分析する。 「東京オリンピックを前にこれまで黙認されてきた上野公園や都庁周辺の管理が厳重になってきています。その結果、行き場を失ったホームレスは管理が緩い多摩川沿いに移住しているのです」 一方、ホームレス支援に取り組む「つくろい東京ファンド」代表の稲葉剛氏は「国はホームレスの実態さえ把握できていない」と行政の対応を非難する。 「厚労省の調査では、ホームレス人口は’03年の調査開始以来、年々減少しています。ただ、公園や河川敷などに定住する従来型のホームレスを昼間に調査しているので、日中は日雇いで働いて終電後

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    sca_fukushi-entry 2017/02/18
    【今週のフクシ・エントリ!】“(東京五輪を前に黙認されてきた上野公園や都庁周辺の管理が厳重になり、緩い多摩川沿いに移住)仮に生活保護が認められても、窓口で紹介された民間の宿泊施設が劣悪で、路上に逆戻り”
  • 為末大が挑む「障がい者スポーツ」の未来。人間の能力×テクノロジーで限界を超える | 日刊SPA!

    開会までいよいよとなったリオデジャネイロ五輪。そちらももちろん気になるところだが、その1か月後の9月7日からスタートするリオデジャネイロ・パラリンピックも見逃せない。パラスポーツへの注目が高まっている今、その動向を調査した。 ロンドン・オリンピックで世界的に話題を呼んだのが、義足のランナー、オスカー・ピストリウスだった。陸上男子400mでは準決勝に進出。炭素繊維でできた黒の義足は刃のようにも見え、「ブレードランナー」と呼ばれた。しかし、為末大氏から見ると、義足のランナーがオリンピックで一緒に走ることに違和感があったという。 「アスリートの立場からすると、同じ土俵で競争するのは正直、反対でした。今は素材の進化が止まらない状態で、一緒に競争を続けていたら、健常者が勝てない時代がすぐにやってきます」 リオのパラリンピックでも、走り幅跳びのマルクス・レーム(ドイツ)は健常者の記録を上回る可能性があ

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    sca_fukushi-entry 2016/07/23
    【今週のフクシ・エントリ!】“パラアスリートと接すると、高性能の義足を使いこなしたり聴覚が鋭くなったり記憶を司る海馬が発達したりと『こんな能力を発揮できるのか』と思うほど人の能力自体も進化”
  • 介護施設は、極限まで効率化されたアマゾンの倉庫のようになる【止まらない介護業界の崩壊】 | 日刊SPA!

    「今の介護施設は、入居者と介護職員の“生きる力”をらう化け物になっている……」 そう警告するのは、多くの介護の現場を取材し、メディアでその問題点を指摘してきた健康社会学者の河合薫氏。 「介護施設では、付き添えば自分で歩ける入居者にも車椅子を強要するケースがある。それは事故が起きたら、施設の責任問題になるから。自分でできることもさせてもらえない入居者の介護度は、施設に入ったことで逆に悪化してしまう。現行の制度が、入居者の老化や症状を促進しているようなものです。一方で介護職員は日々、重労働と過重なストレスに晒され、3割がバーンアウト状態ともいわれています」 虐待行為を防ぐための高齢者虐待防止法はその条件を厳しく規定しているが、ノンフィクション作家の中村淳彦氏は防止法の問題点を批判する。 「職員がよかれと思ってやった行為でも、法的には虐待になってしまうことがあります。認知症の高齢者は自分で立て

    介護施設は、極限まで効率化されたアマゾンの倉庫のようになる【止まらない介護業界の崩壊】 | 日刊SPA!
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    sca_fukushi-entry 2016/04/15
    【今週のフクシ・エントリ!】“生産性向上は中小の施設では不可能。今後は大手に吸収合併され、労務管理の徹底はより強まっていく。最終的に介護施設は極限まで効率化されたアマゾンの倉庫のようになる”
  • 「金銭解雇ルール化」で過半数の労働者がトクをする | 日刊SPA!

    週刊SPA!連載<第二次正論大戦> ~ 城 繁幸「頭打ち社会への処方箋」 ~ ◆一握りの大企業社員&公務員と、圧倒的多数の中小企業社員という身分制度 現在、政府は成長戦略の一環として「金銭解雇のルール化」を検討しているが、企業側と労組が猛反対しているとのこと。金銭解雇とは、例えば年収1年分を支払うことで企業が社員を解雇できるようにするもので、社会全体で労働力を有効に活用できる優れた成長戦略だ。まあクビになりかねない労働組合が反対するのはわかるが、なぜ経営側も反対するのか。そこに、日の隠れた真実がある。 実は「終身雇用だから会社は従業員をクビにしてはいけない」というルールを守っているのは大手企業や公務員だけであり、中小企業では従業員をクビにするところが割と普通にある。で、政府も事実上、それを黙認している。40年くらい雇い続けろなんてむちゃくちゃなルールは余裕のある大手企業しか守れないのだか

    「金銭解雇ルール化」で過半数の労働者がトクをする | 日刊SPA!
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