自分の身を守る準備が整った後は、周囲にも気配りを。来客がいる場合は、オフィス内の安全な場所に避難ができるよう誘導してあげよう 画像提供/アフロ テレビや携帯電話を通じて、強い揺れが始まる前に警告してくれる「緊急地震速報」。しかし、速報から揺れが到達するまでの時間はわずか数秒〜数十秒と極めて短い。限られた時間のなかで身を守るにはどうしたらいいのか? ビジネスマンが遭遇しそうな状況下での適切な行動について、気象庁の広報担当はこう話す。 【大きな写真や図表をもっとみる】 「オフィスや会議室では、蛍光灯の落下や書棚の転倒などの危険があります。速報を聞いたらすぐに机の下に潜るなど、落下物から身を守れる場所に避難してください」 頭上からの落下物のほか、意外と危険なのがコピー機などの移動式の重量物。地震で激しく動くコピー機でケガをしないためにも、速報後は遠くに離れよう。 次に、エレベーターを利用中の