chikiは以前、「事柄を明らかにし、議論を発展させwin-win(どちらも得をする)の関係を築くように対話を進めていくのではなく、自己(サイド)の優位と相手(サイド)の劣位を宣言・固定(←証明、ではない)するためだけに議論する。そのためには手段を問わない」という議論の仕方を機会主義(opportunism)として把握し、エントリーを書いたことがあります。「機会主義」は、経済の議論をする際の用語のようなのですが、この場合の《自己利益の追求》の《利権》を大きく捉えた場合、普遍的な議論一般に当てはまると思い、使用しました。 この言葉は結構便利で、BLOGでの炎上騒ぎで、各コメントがこぞって「道徳」などを振りかざしている時など、議論の仕方に「おや?」と思ったり、例えば「言葉の上では正しいことを言っているんだけど、その言葉を書く行為がそれを裏切っている気がするぞ」って時に問題の所在がすっきりしたり