会長談話 若者の就職問題について 今春卒業予定の大学生の就職内定率が、調査を開始した 15 年前以降で最低の 水準にあることが大きく報道されています。卒業後の就職先が未定なままの大学 生の皆さん、あるいは前年度までの卒業生で、いまなお就職活動を継続している 人達、さらには高校生の就職未定者の諸君など、多くの若者が苦しい状況に身を 置いている現状に、心を痛めています。 昨年7月、日本学術会議は文部科学省からの審議依頼に応えて「大学教育の 分野別質保証の在り方について」と題する報告書を取りまとめ、若者の就職を めぐる近年の厳しい状況を直視して、大学教育と職業選択との接続の在り方に 関する提言を行いました。特に、例えば卒業後3年ほどの学生は「新卒」扱いに するなど、企業の採用要件の緩和について提言した考え方は、メディアでも大き く取り上げられました。政府も、昨年から各種の対策を一層積極的に打ち出
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