2011年2月19日(土)、大阪大学中之島センターで開催された科学者維新塾にてお話する機会を得たので、報告したい。 この科学者維新塾、大阪大学の河田聡教授の発案で始まって3年目を迎える。 この塾の目的は、緒方洪庵の「適塾」のように、「理系博士や博士を目指す人たちが、広く世に貢献する人材へと醸成すべく」設立された。「「蘭学」を「科学」へ置き換え、世界に貢献する人材を養成」することを目的にしているという。 以前からこの塾のことは噂で聞いていた。私達が行なってきた活動のミッションとも共通する部分が多く、何らかの形で関わることができたらと思っていたところ、幸運にもお話させていただく機会を得たのだ。 「これからの「理系博士の使い方」の話をしよう。」と、ちょっとどこかで聞いたようなタイトルでお話させていただいた。集まったのは20人くらい。理工系大学院生を中心に、ポスドクの方や企業に勤めている方など。