行雲流水~へき地の一人病理医の日常兵庫県の赤穂市民病院に勤務する病理医です。学士編入学を経て医学部に入学し、2004年卒業。病理専門医、細胞診専門医です。 Kindle版が発売になります。 医者ムラの真実 (ディスカヴァー携書) 電子書籍で読みたい方はどうぞよろしくお願いいたします。 いくつかご指摘を受けた点を説明します。 ★保険医について(p93-94) 研修医は保険医になれない、というような表現を書きましたが、研修医も保険医になれます。そうでないと、研修病院で薬など出せないからです。要は研修医が保健医療を行える場所は研修病院に限定されていて(これは医師法による)、研修終了後にその限定が取れるということです。 ★看護師、薬剤師、臨床検査技師の医学知識(P204) ちょっと誤解される表現でした。解剖学や生理学、病理学などの知識は、やっぱり医師のほうが平均的に豊富な印象です。けれど、看護師は