米Nielsen//NetRatingsは7月10日、ネット視聴率の測定サービス「NetView」に、新たに「Total Minutes」(総滞在時間)、「Total Sessions」(総セッション数)の2つの指標を導入したことを明らかにした。NetViewではこれまで1ユーザー当たりの平均滞在時間と平均セッション数を指標としてきたが、新指標の方がより正確にネット視聴率を測定できると判断したため。 AjaxなどのRIA(Rich Internet Application)技術やストリーミングの普及で、従来方法ではネット視聴率の公平な測定が困難になっている。AjaxはWebページ全体をリロードせずにコンテンツをリフレッシュし、ストリーミングでは単独ページまたはメディアプレーヤー内だけでコンテンツを変更するためだ。 新指標を用いた米国における5月のネット視聴率調査によると、総滞在時間とページ