作家に関するscissorのブックマーク (5)

  • Hugo Strikes Back!: SF作家オモロ大放談

    70年代の日SF作家の座談集が出てきて、皆、仲良さげで微笑ましいのだが、言ってる内容は滅茶苦茶で今だとちょっと問題になりそうなコトでも平気で喋ってて面白い。 ウチのブログ向けの話題として、小松左京、星新一、筒井康隆の3人がカニバリズムについて話してる部分を抜き書き。物としての人間の自己完結性 筒井 まあ、最近世界各地でたくさん飢えて死んでますね。あれ、ひとまとめにして埋めときゃ石油になるのかな(笑)。 小松 そんなに早く石油になるもんか(笑)。まったくもう、血も涙もないな(笑)。 筒井 ともかくね、人間が死んでそのままというのがもったいないんですよ。死にかけてるのを日へつれてくればね、古々米はいっぱいあるし、残りものでもなんでもわせてやれば大きな労働力に(笑)。 小松 ひどいことを(笑)。ヒューマニズムのかけもらないな(笑)。 星  しかし、人たちにしてみれば、飢え死にするよ

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    scissor 2007/11/14
    フリーダムすぎる会話
  • 著者インタビュー:殊能将之先生

    1962年発行の短編集『Or All the Seas with Oysters』からの抄訳。処女作『恋人の名はジェロ』をはじめ、田舎の善良な夫婦と異星人一家の心温まる邂逅を題材に、コンタクティーものを皮肉った表題作。 老いた異星人種族が密かに地球人の老人になりすまし、合衆国の養老年金をだましとろうとしている。歯がないかれらは地球の事がとれないため、入れ歯を作らそうと高名な歯科医を拉致した!なんとも馬鹿馬鹿しくも可笑しい『助けてくれ、私は地球人の医師だ』などなど。 邦初の短編集だったが、いまや入手困難なコレクターズ・アイテムとなってしまい残念。ちなみに、『どんがらがん』との重複は『人造人間ゴーレム』のみ。(この項松崎)

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    scissor 2007/01/21
    殊能センセ小説書いてください
  • ミステリを借りたはずがトンだホラーでしたとさ - 雑記、日記、悪知識。

    私の勤務する教室は廊下に面している教室の壁の上から2/3がガラス窓になっているので教員室から殆どの教室が観察できるようになっている。 昨日、そのなかで私の机から真正面にある教室で、授業の休み時間にを読んでいた女子生徒(以下X)が「ウワッ!」と言う声を上げて椅子から立ち上がった。声に併せてそちらを見上げると丁度こちらに顔を向けたXと目があって「こっちこっち」と手招きされた。すわ何事かと駆けつけ(と言って5mくらいの距離なのだが)て「どうしましたか?(どうでも言い事だが相手の学年が幾つであれ生徒に対しては敬語で接している)」と尋ねると、Xは「先生、このヤバイ」と私にを差し出した。図書館で借りてきたらしい透明クロスで製されたそのは最近ミステリに興味を持ち始めたXが凝っている、西澤保彦の単行で『仔羊たちの聖夜』だった。 西澤保彦に関してはその推理小説に超能力やSFと言ったテイストを取り

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    scissor 2007/01/21
    確かに西澤保彦の小説にありそうなシチュエーションだわ。
  • 2006-02-21

    四方田犬彦によれば、「あらゆる女の子を『かわいく』変身させてしまう、魔術的な装置」であるプリクラに「大人」としていち早く着目したのは種村季弘だったという。無時間性のうちに切り取られた空間。外部と遮断され、完全な平穏につつまれた密室で理想の美少女と永遠の時をまどろむことの愉楽を、種村は晩年の著書で綴ったという。そして、「生涯を贋者と自動人形を愛することで過ごしたこの稀代の文学者」が、プリクラという装置を「チープ・イミテーションに他ならないことを見抜」き、それだからこそ「いっそうプリクラを支持したの」ではないかと四方田は推測し、この論を敷衍してゆくと、乱歩が『押絵と旅する男』の中で描いた夢想―つまり、閉じた世界で美女と永遠にまどろむこと―がここにおいて実現したのではないかという。そして思うに、箱の中にみっしりと詰まった美少女が溜息をもらすように「ほう」と囁くのも中々よいが、と、ここまではまくら

    2006-02-21
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    scissor 2007/01/21
    古川日出男の妄想力について
  • 日本映画専門情報サイト:fjmovie.com/ニュース:『魍魎の匣』製作発表記者会見

    会見出席者のみなさん。 左から、京極夏彦さん、阿部寛さん、黒木瞳さん、堤真一さん、田中麗奈さん、椎名桔平さん、原田眞人監督 人気作家・京極夏彦さんのベストセラー小説「百鬼夜行シリーズ」の映画化第2弾となる『魍魎の匣』(もうりょうのはこ)の製作発表記者会見が1月7日に日活撮影所でおこなわれました。 『魍魎の匣』は、戦後間もない東京を舞台に、さまざまな謎が絡み合う“超絶ミステリー”。主人公の京極堂こと中禅寺秋彦役に堤真一さん、探偵・榎木津役に阿部寛さん、京極堂の妹・敦子役に田中麗奈さんなど、映画第1弾『姑獲鳥の夏』(2005年/実相寺昭雄監督)のキャストが再集結しているのに加え、作家・関口役には椎名桔平さん、物語のヒロインとなる元女優・陽子役には黒木瞳さんなど、新たなキャストも参加し、昨年の12月6日にクランクイン。舞台となる昭和20年代の日の風景を描くため、中国・上海撮影所でのロケも敢行し

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