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2008年3月31日のブックマーク (1件)

  • エンタープライズ:Gartner Column:第11回 そもそも「セマンティクス」とは何だろう?

    前回予告したSemantic Webの話をする前に,IT用語の中でもイメージがわきにくい言葉のひとつである「セマンティクス」について解説しよう。セマンティクスとは「データの意味」のことであり,シンタックス(データの形式や構造)に対応する概念だ。ずいぶんアカデミックな議論をしているかと思われるかもしれないがそうではない。これは,企業のアプリケーション統合を考える上でも,きわめて重要なポイントなのだ。 大雑把に言えば,シンタックスがデータの「枠組み」を指すのに対して,セマンティクスはデータの「中身」を指すと考えればいいだろう。メッセージのやり取りやデータベースの共用で,2つのアプリケーションがデータを共用する場合には,当然ながら,両者がシンタックスとセマンティクスの両方に関して合意している必要がある。 例えば,80バイトのASCIIコードによるデータのやり取りを行なうというデータの形式(シンタ