2年前、ひらがなと少しのカタカナだけで書かれたメールが来た時、私はもっと早く、察するべきだった。 ところが私はのんきに「はーい」とメールを返し、事態の深刻さに気付いていなかった。 私にはおそらく一生まともに見ることができない、消すこともできない、70通余りのメールがある。 (ネットワーク報道部 鈴木有)
自民党の岸田総裁は、4日に発足させる新内閣のデジタル大臣に、麻生派の牧島かれん氏を起用する意向を固めました。 牧島氏は初めての入閣で、行政改革と規制改革も担当します、 牧島氏は、衆議院神奈川17区選出の当選3回で、44歳。 自民党麻生派に所属しています。 平成24年の衆議院選挙で初当選し、これまでに内閣府の政務官を務めたほか、菅政権では、若手議員の登竜門とも言われる自民党の青年局長に女性として初めて就任しました。 また、デジタル庁の創設に向け、自民党の推進本部で、座長を務めた甘利幹事長のもと、組織や役割についての提言の取りまとめに当たりました。 岸田総裁としては、牧島氏がデジタル政策に精通していることに加え、若手や女性の登用をアピールするねらいがあるものとみられます。 牧島氏は初めての入閣です。
長野県の北アルプスの槍ヶ岳で登山中の男女合わせて7人が19日、落石のため身動きが取れなくなっていましたが、警察は20日朝、ヘリコプターでけが人1人を含む4人を救助しました。警察によりますと、残る3人の無事も確認され、これから下山するということです。 警察によりますと、19日に地震が発生した午後5時半ごろ、北アルプスの槍ヶ岳に登っていた ▽愛知県一宮市の50代と60代の男女3人 ▽東京 立川市と東京 北区の30代と40代の男女2人 そして ▽埼玉県入間市の50代の男性の合わせて6人が 落石の影響で身動きが取れなくなったという通報がありました。 さらに20日朝 ▽東京 豊島区の60代の男性が落石でけがをしたという通報があったということです。 7人は標高3180メートルの北アルプスの槍ヶ岳の山頂に続く「北鎌尾根」付近で身動きが取れなくなったということで、警察は20日朝からヘリコプターを出して一宮
日々の買い物や子どもの送迎で活躍する電動アシスト自転車。この10年間に自転車全体の事故が半減する中で、電動アシスト自転車は、普及に伴って事故が2倍に増えています。転倒して子どもが大けがをするなど、深刻な事故も後を絶ちません。転倒事故を防ぐ対策について専門家に聞きました。 5歳の娘が 頭蓋骨骨折 「幼稚園の帰り道に公園に寄って、夕方、家に帰るところでした。後ろのチャイルドシートに5歳の娘を急いで乗せて、こぎ出したところ段差にハンドルが持っていかれて、勢いよく倒れてしまいました」 東京都町田市に暮らす女性は、毎日利用する公園で娘を乗せてこぎ出したところ、段差でハンドル操作がきかなくなり、転倒しました。 女の子はヘルメットをしていましたが、倒れた際に、おでこを花壇にぶつけました。 (女性) 「慌てて自転車を起こして、ヘルメットを外したら顔の半分を覆うぐらいの出血でびっくりしました。その日は仕事帰
「勉強も仕事も結婚もすべてうまくいかず、気づいたら20年ひとりぼっちで過ごしていました」 及川奈穂さん、57歳。 これまでの人生は、苦労の連続でした。 勉強は小学校低学年からついていけず。 仕事の覚えが悪く何度も職場から解雇される。 人間関係もうまくいかず、結婚生活も長く続かなかった- なぜ何もかもうまくいかないのか? 検査を受けて告げられたのは「境界知能」でした。 (大阪拠点放送局 ディレクター 磯貝健人) 「境界知能」とは、いったい何なのか。 「境界知能」は、知能指数(=IQ)に関係して、専門家の間で用いられている言葉です。 「知能指数」で、「平均的」とされる部分と、「障害」とされる部分の「境い目」にあたるところが、「境界知能」と呼ばれています。 当事者の及川さんは、「その実態を知って欲しい」と、今回取材に応じてくれました。
「これは最悪だ」 まもなく就任する監督の名前を知った時、立教大学男子駅伝チームの斎藤俊輔は思った。 彼は楽しい大学生活を送ろうと、練習があまりきつくなさそうな立教大学に入ったのだ。 ところが監督になるのは日本一に輝いた現役バリバリのランナーだった。 人生は、登場人物がたった1人加わっただけで、大きく変わってしまうことがある。 斎藤の人生は思い描いていた方向と真逆に、動き始めた。 (宮崎放送局 林田健太) 斎藤の大学生活が大きく変わるきっかけは、3年前の立教大学の一室でのできごとにさかのぼる。 大学の職員の林英明が、総長から相談があるとじきじきに呼び出されたのだ。 林は職員として働きながら、コーチの肩書でときおり駅伝チームの練習をみていた。チームのOBでもあるが、これといった実績はない。林が部屋に入るなり、総長は要件を話し出した。
新型コロナウイルスのファイザーのワクチンについて、河野規制改革担当大臣は記者団に対し、来月から12月にかけて予定されていた供給が前倒しされ、来月中にはすべて輸入できる見通しになったと明らかにしました。 この中で、河野規制改革担当大臣は、ファイザーのワクチンについて「4月から6月で1億回分、7月から9月で7000万回分が供給され、残りはすべて、来月中に輸入が完了することになった」と述べ、来月から12月にかけて予定されていた供給が前倒しされ、来月中には、すべて輸入できる見通しになったと明らかにしました。 また、来月上旬までに、12歳以上の人の8割が2回接種するのに必要な量のワクチンを自治体に供給する考えを重ねて示したうえで「都道府県には、ワクチンが行き渡るよう調整をお願いしたい」と述べました。 さらに、各都道府県に今後の接種率の見込みを示してもらったところ、全国で88%になったと説明し「量的に
東京都内で6日、新型コロナウイルスに感染していることが新たに確認されたのは968人で、ことし7月19日以来、1000人を下回りました。 都の担当者は「学校が再開した影響が今週後半や来週にかけて出てくる可能性があり、再び増加に転じることも危惧される。また、医療がひっ迫している状態は変わっていない」として、引き続き対策を徹底するよう呼びかけています。 東京都は6日、都内で新たに10歳未満から100歳以上までの男女合わせて968人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。 一日の感染確認が1000人を下回るのは、ことし7月19日以来です。 1週間前の月曜日よりは947人減り、15日連続で前の週の同じ曜日を下回りました。 6日までの7日間平均は2414.0人で、前の週の65.1%です。 7日間平均が前の週を下回るのは13日連続です。 都の担当者は「学校が再開した影響が、今週後
新型コロナウイルスワクチンの職域接種をめぐって、供給の遅れなどが原因で申請を取り下げる会場が相次いでいた問題で、申請の取り下げがこれまでに1000件を超えたことが分かりました。 国は、1000人程度に接種を行える企業や大学などを対象にことし6月から職域接種を開始し、全国5202会場から合わせておよそ1820万人分の申請を受け付けました。 しかし、申請を取り下げる会場が相次ぎ、先月24日の時点で、全体のおよそ2割に当たる1088会場に上ったということです。 接種人数にすると、およそ560万人分に相当するとしています。 ワクチンの供給が遅れたことで接種計画の見直しを迫られて医師などを確保できなくなったり、職域接種を始める前に自治体による接種が進んで希望者が減少したりしたことなどが理由と見られています。 これらの会場のために用意していたワクチンは、職域接種で2回目の接種を受けていない人のために都
東京・荒川区では新型コロナウイルスに感染し自宅で療養していた50代の男性が亡くなっているのが見つかりましたが、男性は糖尿病で重症化のリスクがあったにもかかわらず保健所が健康状態を把握できていなかったことが分かりました。 先月3日、東京・荒川区の住宅で公務員の田尻敏仁さん(53)が亡くなっているのが見つかりました。 関係者によりますと、田尻さんは1人暮らしでその10日前の7月24日に検査で新型コロナウイルスの感染が確認されたあと、自宅で保健所からの連絡を待つことになったといいます。 田尻さんの勤務先によりますと、7月24日に検査で陽性になったという報告が本人から電話であったということです。 1人暮らしで糖尿病の基礎疾患 田尻さんは1人暮らしで糖尿病の基礎疾患があったことから、職場では健康状態を毎日電話で報告してもらうようにしていました。 電話のやり取りの中で「食べる物がなくなってきた」などと
菅総理大臣は自民党の臨時の役員会で今月行われる自民党総裁選挙に立候補しないことを表明しました。これにより今月末に総裁としての任期が満了するのに伴い、総理大臣を退任することになります。 自民党は3日午前11時半すぎから党本部で臨時の役員会を開き、およそ10分ほどで終了しました。 出席者によりますと、この中で菅総理大臣は「新型コロナウイルスの対策に専念したいので総裁選挙には立候補しない」と述べ、今月17日告示、29日投開票の日程で行われる自民党総裁選挙に立候補しないことを明らかにしました。 これにより今月末に総裁としての任期が満了するのに伴い、総理大臣を退任することになります。 また、来週6日に行いたいとしていた党役員人事についても実施しない考えを示しました。 そして菅総理大臣は午後、総理大臣官邸で記者団に対し「先ほど開かれた自民党役員会で私自身、新型コロナ対策に専念をしたいという思いの中で、
東京都内では2日、新たに3099人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。 また都は、感染が確認された10人が死亡したことを明らかにしました。 このうち2人は自宅療養中に亡くなったということで、第5波に入って8月以降都内で自宅療養中に亡くなった人は26人になりました。 東京都は2日、都内で新たに10歳未満から90代までの男女合わせて3099人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。 1週間前の木曜日より1605人減り、11日連続で前の週の同じ曜日を下回りました。 2日までの7日間平均は3140人で、前の週の72.1%です。 7日間平均が前の週を下回るのは9日連続です。 2日の3099人の年代別は、 ▽10歳未満が258人 ▽10代が331人 ▽20代が790人 ▽30代が629人 ▽40代が488人 ▽50代が386人 ▽60代が109人 ▽70代が
今月、千葉市で開催される音楽フェスティバル「スーパーソニック」について、感染状況を踏まえ千葉市が主催者側に延期するよう要望したことが分かりました。 「スーパーソニック」は「サマソニ」の愛称で知られる音楽フェスティバル「サマーソニック」の名称をことしだけ変更したもので、今月18日と19日の2日間、千葉市の「ZOZOマリンスタジアム」で開催される予定です。 主催者は同じ日程の大阪公演について、来日する出演者の日程調整が難しくなったとして中止を発表しましたが、千葉の公演については間隔を空けて座席を設定し従来より規模を縮小して開催するとしています。 これについて千葉市が8月30日、主催者から説明を受けたうえで現在の感染状況を踏まえ「県内外から多くの人が訪れ感染拡大のリスクがある」として、開催を延期するよう要望を伝えたことが市の関係者への取材で分かりました。 主催する「クリエイティブマンプロダクショ
秋篠宮ご夫妻の長女の眞子さまが、婚約が内定している小室圭さんと年内にも結婚される方向で調整が進められていることがわかりました。婚約や結婚に伴う儀式は行われない見通しです。 関係者によりますと、眞子さまと小室さんは、小室さんがアメリカ・ニューヨーク州の法律事務所への就職の見通しが立ったことから、年内にも婚姻届を提出して結婚される方向で調整が進められているということです。 眞子さまは、結婚によって皇室を離れたあと、アメリカに渡って小室さんと新たな生活を始められる見通しです。 一方、一般の結納にあたる「納采の儀」や、天皇皇后両陛下にお別れのあいさつをする「朝見の儀」など、女性皇族の婚約や結婚に伴う皇居・宮殿での儀式は、すべて行われない見通しだということです。 また、皇室を離れる際に支給される一時金についても、眞子さまは、受け取らないという意向を示されているということです。 眞子さまの結婚について
東京都内に住む18歳の女子高校生の行方が28日から分からなくなっていて、接点があった20代の夫婦が警視庁の任意の事情聴取に対して「殺害した」などと話していることが捜査関係者への取材で分かりました。警視庁は女子高校生が事件に巻き込まれた可能性があるとして詳しいいきさつを調べています。 捜査関係者によりますと行方が分からなくなっているのは東京・墨田区に住む18歳の女子高校生です。 28日、「知り合いに会いに行く」と言って家を出たまま連絡が取れなくなり母親が110番通報したということで、警視庁が行方を探していましたが、防犯カメラの映像を分析したところ、女子高校生が自宅近くで車に乗っている姿が確認されたということです。 そして、この車の捜査から群馬県に住む20代の夫婦が女子高校生と接点があったことが分かり、任意で事情を聴いたところ夫婦は「殺害した」などと話したということです。 警視庁は、女子高校生
青森県内に住む90代の男性4人のチームが、陸上大会で400メートルと1600メートルのリレーに出場し、同じ年代の世界記録を大きく上回るタイムを出しました。 大会の主催者は世界新記録の認定に向けて申請を行うことにしています。 青森県弘前市では29日、「青森マスターズ陸上競技選手権大会」が開かれ、23歳から92歳のおよそ130人が参加しました。 このうち青森県内に住む敦賀又四郎さん(92)と工藤勇蔵さん(92)、三ツ谷光造さん(90)、田中博男さん(90)の4人が、90歳から94歳のクラスの400メートルリレーと1600メートルリレーに出場しました。 29日の弘前市は最高気温が30度近くまで上がる厳しい暑さとなりましたが、400メートルリレーではスムーズにバトンをつないで1分43秒69でゴールし、同じ年代の世界記録の2分22秒37を40秒近く上回りました。 このおよそ2時間半後には1600メー
27日想定を超える人が訪れて混乱した若い世代向けの渋谷のワクチン接種会場では、抽選に変更された28日も朝早くから大勢の人たちが訪れて長い列をつくり、一時、およそ1キロに達しました。抽選券を受け取った2200人余りのうち、接種を受けられたのはおよそ350人で、倍率は6倍を超えました。 東京都が渋谷区の「区立勤労福祉会館」に設けた若い世代向けのワクチン接種会場では、予約なしの先着順で27日、接種が始まりましたが、都の想定を超える大勢の人たちが未明から訪れたため、開始時間の正午よりも早い午前7時半に受け付けが終了するなど混乱しました。 このため、28日からは午前9時から10時半までの間に訪れた人に抽選券を配るやり方に変更されましたが、会場前には28日も朝早くから券を求める人たちの長い列ができ都は急きょ、予定を40分ほど前倒しして8時20分ごろから配布を始めました。 都によりますと、列の最後尾は一
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く