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securityとmobileに関するscorelessdrawのブックマーク (8)

  • [続報]spモード障害、なぜ処理能力オーバーで「メールアドレスの置き換え」が起きたのか

    2011年12月20日に発生したNTTドコモのspモード障害(関連記事)。一部のサーバーが処理能力不足に陥ったことが、なぜ「自分のメールアドレスが他人のものに置き換わる」という通信の秘密にかかわる事故に発展したのか。大きな理由の1つは、メールアドレスが端末固有のIDでなく、端末に振り出されたIPアドレスとひも付いていた点にある。 Android OS端末がいったん3G網に接続したら、3G網から切断しない限り、端末のIPアドレスは変わらない。端末を再起動したり、あるいは3G網からWiFi網に切り替えたりしない限り、IPアドレスが再度割り振られることはない。家庭の固定網に接続したパソコンに近い仕様といえる。 この仕組みによって、Android OSにおけるIPアドレスは、一時的には端末を識別するIDとして使える。NTTドコモのspモードシステムの場合、3G網に接続して電話番号とIPアドレスをひ

    [続報]spモード障害、なぜ処理能力オーバーで「メールアドレスの置き換え」が起きたのか
  • 高木浩光@自宅の日記 - ケータイWebはどうなるべきか

    ■ ケータイWebはどうなるべきか (未完成、あとで書く。) 技術的なセキュリティの話 先月27日の日記では、契約者固有IDによる「簡単ログイン」の危うさについて書いた。このログイン認証の実装方式は、携帯電話キャリアの「IPアドレス帯域」情報に基づいて、キャリアのゲートウェイからのアクセスのみ許すことによって、成り立ち得るものと考えられている(ケータイWeb開発者らには)ようだが、そもそも、その「IPアドレス帯域」なるものの安全な配布方式が用意されておらず、ケータイWeb運営者に対するDNSポイゾニング攻撃等によって、当該サイトに致命的な成り済まし被害が出かねない危険を孕んだものであることを書いた。 仮に、「IPアドレス帯域」の配布が安全に行われるようになったとしても、他にもリスクがある。通信路上に能動的盗聴者が現れたときに、致命的な成り済まし被害が出る。たとえば、6月3日の日記「通信路上

  • 高木浩光@自宅の日記 - 無責任なキャリア様に群がるIDクレクレ乞食 ―― 退化してゆく日本のWeb開発者

    馬鹿じゃないのか。このようなセキュリティに関わる情報公開ページは https:// で提供する(閲覧者が望めば https:// でも閲覧できるようにする)のが当然なのに、携帯電話会社ともあろうものが、そろいもそろってこんな認識なのだ。 (8月2日追記: ソフトバンクモバイルについては「7月27日の日記に追記」参照のこと。) それをまた、ケータイWeb関係者の誰ひとり、疑問の声をあげていないことがまた、信じ難い。何の疑問も抱かずにこれをそのまま設定しているのだろう。 こんな状態では、ケータイWebの運営者は、DNSポイゾニング等で偽ページを閲覧させられても、気付かずに、偽アドレス入りの帯域表を信じてしまうだろう。 つまり、たとえば、example.jp というケータイサイトを運営している会社が example.co.jp であるときに、攻撃者は、example.co.jp のDNSサーバに

    scorelessdraw
    scorelessdraw 2008/07/28
    "というか、そもそもIPアドレスで何かを制御しようとするのが誤りなんだが、ここまで常態化してしまった。”
  • 高木浩光@自宅の日記 - 「日本のインターネットが終了する日」あとがき

    ■ 「日のインターネットが終了する日」あとがき 10日の日記「日のインターネットが終了する日」には、書ききれなかったことがある。また、頂いた反応を踏まえて追記しておきたいこともある。 青少年は結局どうすればいいのか はてなブックマークのコメントに、「当に知らなければいけない人には理解されないかと思うとね・・・哀しくなってくる」という声があった。リンク元のどこだったかには、「肝心の子供たちにはどう説明したらいいんだ」というような声もあったと思う。 契約者固有IDの送信を止める設定をしてしまえば、モバゲータウンや魔法のiらんどなどが使えなくなってしまう。設定をアクセス先毎に変更しながら使うという方法もあり得るが、子供たちにそれをさせるのは無理な話だろう。保護者としては、確実に安全に使える設定を施した上で電話を子供に渡したいはずだ。「住所氏名は入れちゃ駄目」というのは、これまでも子供たちに

  • 高木浩光@自宅の日記 - 日本のインターネットが終了する日

    ■ 日のインターネットが終了する日 (注記:この日記は、6月8日に書き始めたのをようやく書き上げたものである。そのため、考察は基的に6月8日の時点でのものであり、その後明らかになったことについては脚注でいくつか補足した。) 終わりの始まり 今年3月31日、NTTドコモのiモードが、契約者固有ID(個体識別番号)を全てのWebサーバに確認なしに自動通知するようになった*1。このことは施行1か月前にNTTドコモから予告されていた。 重要なお知らせ:『iモードID』の提供開始について, NTTドコモ, 2008年2月28日 ドコモは、お客様の利便性・満足の向上と、「iモード(R)」対応サイトの機能拡充を図るため、iモード上で閲覧可能な全てのサイトへの提供を可能としたユーザID『iモードID』(以下、iモードID)機能を提供いたします。 (略) ■お客様ご利用上の注意 ・iモードID通知設定は

    scorelessdraw
    scorelessdraw 2008/07/14
    "重要なのは、IDがどのように使われ得るかの個別の検討であって、IDが付くことではない。"
  • 高木浩光@自宅の日記 - 「ガラパゴス携帯のパラダイス鎖国」をWebの技術面から見る

    ■ 「ガラパゴス携帯のパラダイス鎖国」をWebの技術面から見る ワンクリック不当請求が問題となり携帯電話事業者各社が「お知らせ」を発表した2004年夏、8月29日の日記で総務省の「次世代移動体通信システム上のビジネスモデルに関する研究会」について少し触れた。実はもっと詳しく書くべき興味深い内容があったのだが、あまり言うのもいやらしい(せっかく解決に向けて動いて頂いているようなのに)という事情が当時はあったため、その後何もしていなかった。いまさらではあるが、これについて書き留めておく。 2000年に旧郵政省が「次世代移動体通信システム上のビジネスモデルに関する研究会」を開催していた*1。2001年に総務省情報通信政策局が報告書を公表している。 第1回 議事要旨, 郵政省, 2000年7月 第2回 議事要旨, 郵政省, 2000年9月 第3回 議事要旨, 郵政省, 2000年12月 第4回 議

  • 高木浩光@自宅の日記 - ケータイWebはそろそろ危険

    ■ ケータイWebはそろそろ危険 これまでの背景と最近の状況変化 「安全なWebサイト利用の鉄則」にある通り、フィッシングに騙されずにWebを安全に使う基手順は、(パスワードやカード番号などの)重要な情報を入力する直前に今見ているページのアドレスを確認することなのだが、しばしば、「そのページにアクセスする前にジャンプ先URLを確認する」という手順を掲げる人がいる。しかし、それは次の理由で失当である。 ジャンプ先URLを確認する手段がない。ステータスバーは古来よりJavaScriptで自由に書き換えられる表示欄とされてきたのであり、ジャンプ先の確認に使えない。 ジャンプ先URLを事前に確認したとしても、それが(任意サイトへの)リダイレクタになっている場合、最終的にどこへアクセスすることになるか不明。 そもそも、アクセスする前から、アドレス確認の必要性を予見できるとは限らない。普通は、アクセ

  • 携帯業界の認証事情 - y-kawazの日記

    巡回サイトの一つである高木浩光@自宅の日記で以下のようなエントリーがあった。 高木浩光@自宅の日記 - 携帯電話向けWebアプリの脆弱性事情はどうなっているのか ここではいつもの高木氏の口調で、「携帯向けWEBアプリ開発では未だにGETパラメータでセッションIDを渡しており、それはこれまでも何度もいかんことだと言っている。」というような内容が語られている。 確かにWEB+DBの記事に対して高木氏が注釈で言っているように「IPアドレスによる制限に関して書いていない」という点に関してはWEB+DB側の落ち度だと思う。実際これを行わない限り端末IDやユーザID*1による認証が意味をなさなくなってしまうからだ。*2 但し、キャリア毎にIPアドレス制限をする限りにおいては端末IDやユーザIDは偽装不可能*3なので、むしろ他人でも入力可能なパスワード認証よりも強力な認証かもしれません。逆にいえばその認

    携帯業界の認証事情 - y-kawazの日記
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