紙のメディアは究極まで減少する 先日、面白い小説を読みました。 『象の墓場』という経済小説です。 アメリカの写真業界大手『イーストマンコダック』がデジタルの波に乗れず、最終的に上場廃止になった出来事を、日本法人の社員の目で描いたフィクション。 もちろん小説の中ではコダックという社名は出てきません。 でも、明らからにコダックのことを書いたものです。 この作者、楡 周平さんは、コダックの日本法人に在籍していた人なので、上質のノンフィクションを読んでいる感じでした。 この小説を読んで、本当に今の時代変化の凄まじさを感じた。 そのスピードとインパクトの大きさ。 写真やフィルム業界の話だけじゃないって思った。 例えば印刷業界。 いずれ紙のメディアや印刷会社は、どんどん少なくなるだろうなって思った。。 すでに言われていることですが、印刷は衰退の一途をたどっている。 出版業界全体の雑誌や書籍などの発行部
![印刷業や新聞社は写真フィルム業界のように衰退するのか](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/7dd1862fe917e422213b38d7be647a01ed13946c/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.ex-ma.com%2Fwp-content%2Fuploads%2F2017%2F03%2F047386843e6d2101e56f4de76b5b9d03.jpg)