グレン・グールドの逸脱した演奏 先週、大阪で実施したのエクスマセミナーでお話ししたことです。 クラシックのピアニスト、グレン・グールド(1932-1982)のことです。 グレン・グールドは魅力的なピアニストです。 様々な意味で、今までのピアニストとは、全く違う存在だった。 バッハのピアノソナタやピアノ協奏曲なんかを聴いていると、本当にすごくクリエイティブな人なんだなと感心してしまう。 バッハの優雅な雰囲気を超え、そこに激しい感情や情緒、さらにはある種の「神の領域」を見出すことができる。 今まで聴いていたバッハとはまったく異質のものになることが多々ある。 アダージョと指示しているのにアレグレットで演奏していたり、あるときには、ちょっとイライラするほどスローなテンポで演奏したり・・・ 自分なりの解釈を加え、ジャズのような即興演奏をしたり。 時には、演奏しながらハミングをしたりもする。 バッハの
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