政府は「地方創生」を掲げ,東京から地方への人口移動を促そうとしていますが,人の動きを知ることのできる公的な統計資料として,総務省の「住民基本台帳人口移動報告」があります。1年間で人口がどれほど入ってきたか,どれほど出て行ったかが地域別に掲載されています。 http://www.stat.go.jp/data/idou/ 地域といっても都道府県単位だろうと思っていたのですが,最近の資料では,区市町村別のも出ているではありませんか。おまけに,5歳刻みの年齢層別の数値も出ています。これを使えば,子育て人口を引き寄せている地域はどこかを,県よりも下りた区市町村レベルで明らかにできます。 私は,首都圏(1都3県)の242区市町村について,25~34歳の転入超過率マップをつくってみました。2014年中の転入人口から転出人口を引いた値を,同年1月1日時点の人口で除した値です。この値がプラスであれば,「転
![首都圏の子育て人口の転入超過率地図](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/2cca80353c4438ac279f4dcadbbe9d85134bd673/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2F4.bp.blogspot.com%2F-WV7rZuVpuS8%2FVQ5T9-7LEtI%2FAAAAAAAAHpc%2FmookgQD-edg%2Fw1200-h630-p-k-no-nu%2F%25E5%25AD%2590%25E8%2582%25B2%25E3%2581%25A6%25E2%2591%25A0.png)