2021年もネット炎上トラブルが相次いだが、火種として多かったのはやはりジェンダー領域。特に、美少女キャラクターである「萌え絵」を起用したプロモーションでトラブルが起こりやすい。果たして萌え絵はどのくらい嫌われているのか? 広告・PRには一切起用しないのが無難なのか? 全国の女性500人アンケートの結果を踏まえて考察する。 2021年11月2日。日本にはさまざまな記念日があるが、この日は「タイツの日」で、Twitter上にはこの記念日ワードが飛び交った。そこに添えられたツイートで目に付いたのが、「もう1年たったか。早いね」「あれから買ってないな」といった投稿だった。 1年前の20年11月2日に何があったのか? ストッキング・タイツメーカー大手のアツギが「ラブタイツキャンペーン」をTwitter上で展開して炎上トラブルに見舞われた日である。イラストレーター(絵師)にタイツを着用した“萌え絵”
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