全国小売店の販売データを集計する日経POS情報で、2021年12月の来店客千人当たり販売金額の前年同月比伸び率を調査した。家庭用品カテゴリー(小分類)の増加率で、33.8%増の伸びを見せたのが口紅。だが3年前の18年12月と比べると59.9%減と回復の道はまだ険しい。 長引く新型コロナウイルス禍の影響で、化粧品の回復が遅れている。日経POS情報の家庭用品カテゴリー(大分類)における2021年12月の来店客千人当たり販売金額を見ると、洗顔料、化粧水、美容液、乳液、クリームなどの「女性用基礎化粧品」は2万26円で、2万2638円だった前年同月から11.5%減少した。 比較対象となる20年12月もコロナ禍であるため、実際の影響は1割減よりも大きい。コロナ禍前の19年12月比では14.6%減になる。ただ、この19年12月も、19年10月に消費税率が上がることを受けて前月(19年9月)に購入が伸びた
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く