Microsoftは4月24日(現地時間)、間もなくリリースされるWindows 10の次期大型アップデート「Windows 10バージョン1903」(19H1)と「Windows Serverバージョン1903」について、セキュリティベースライン設定のドラフト版を公開した。 今回のドラフトでは、「パスワードの定期的な変更を促していたポリシー」の廃止が盛り込まれたことが注目されている。Microsoftはこれについて、「パスワードセキュリティの現状に問題があることは疑いようがない」と認めている。 ユーザーが自分でパスワードを作成する場合、安易なパスワードを選びがちな傾向があるという。覚えにくいパスワードの作成を強要されたり、割り当てられたりすれば、目に見える場所に書きとめておく。パスワードの定期的な変更を強要されれば、既存のパスワードに予想可能な変更を少しだけ加えて済ませがちで、新しいパス
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