『おじゃる丸』『とんかつDJアゲ太郎』でおなじみ、アニメ監督の大地丙太郎氏と、社会現象を巻き起こしたアニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』で、シリーズ演出を務めたアニメ監督の山本寛氏が対談。 「今のアニメ業界どうなってんの?」を、テーマに「プロデューサーの在り方」や「制作費の立場が弱くなった経緯」についてたっぷりと語った。 理想的なプロデューサーと監督の関係山本: 大地さんが、プロデューサーに対する考えを10月の末から11月の初旬までずっと一週間ぐらいTwitterで語っていて。僕はこれを見て、大地さんだいぶキテいるなと思っていうのを受け止めたんですけど、僕のブログでこう書かせてもらってるんです。 「プロデューサーとは、本来保護者だと思っている。良く僕も対外的には、監督とプロデューサーは車の両輪、二人三脚みたいな説明をするが、実はパワーバランス的にはちょっと違う。監督は結局子供なのだ。おもちゃーおもち