九州工業大(本部・北九州市)は1日、男子大学院生に電子メールなどで繰り返し嫌がらせをしたとして、大学院情報工学研究院(飯塚キャンパス)の50代の男性教授を戒告の懲戒処分にしたと発表した。 大学によると、教授は2014年6~7月ごろ、学生室の掃除を巡り、この院生について「四角い部屋を丸く掃くような人」などとする内容のメールを研究室の院生らに送って中傷し、修士論文の中間発表会のリストからこの院生だけを外させた。院生は7月中旬に大学に相談し、その後に別の研究室に移ったという。 大学の調査に対し、教授は「院生が思い通りについてこなかったのでやった」と話しているという。