日本に住む外国人への差別の実態を把握しようと、法務省が初めて全国規模の調査を行った結果、過去5年間に住む家を探したことのある人のうち4割近くが、外国人であることを理由に入居を断られた経験があると回答しました。 それによりますと、過去5年間に住む家を探したことがあると回答した2044人のうち、外国人であることを理由に入居を断られたことが「ある」が39.3%、「ない」が52.5%でした。 また、ふだんインターネットを利用することがあると回答した3396人のうち、日本に住む外国人を排除するなどの差別的な記事や書き込みを見たことがあるかは、「よくある」と「たまにある」を合わせて41.6%、「ない」が56.2%でした。 一方、差別などを受けた時、どこかに相談したことが「ある」は11.4%、「差別などを受けたことがあるが、相談したことはない」が30.3%、「差別などを受けたことがない」が53.7%でし