愛知県犬山市の木曽川で22日、卒業式を控えた犬山中学校の3年生が、自分たちが使った机と椅子を洗う「机・腰掛け洗い」があった。 今年で63回目を迎える伝統行事。生徒約200人が水温6度の川に入り、「痛い」「やばい」と体を震わせながらたわしやブラシを使って机の表面や椅子のパイプを磨いていった。先週末の雨で増水した川では、足を滑らせて全身びしょぬれになる生徒の姿もあった。 越野莉咲(りと)さん(15)は、「3年間の感謝の気持ちを込めて洗いました。こけたけど、それもいい思い出です」と話した。(細川卓)
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