2匹のニホンザルが餌を獲得するために互いに協力して行動できることを大阪大学の研究グループが実験で確認し、ニホンザルの新たな側面として注目されています。 しかしニホンザルの群れの中では比較的仲がよいという兵庫県の淡路島の群れで、2匹のサルがロープを同時に引っ張ると餌を獲得できる装置を使って実験を行ったところ、別のサルが来るのを待つなど2匹が協力して餌を獲得できた割合はおよそ1500回の実験のうち58.7%に上ったということです。 一方、同じ実験を岡山県真庭市のニホンザルの群れで行ったところ、およそ200回の実験のうち協力できた割合は1%にとどまりました。 研究チームによりますと、ニホンザルの研究は、70年以上、各地で行われてきましたが、協力して餌をとることが確認されたのは初めてではないかということです。 研究チームの貝ヶ石優さんは「サルが協力して餌をとった時はとても驚きました。なぜ淡路島の群
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