「イスラム国」とされるグループによる邦人人質事件。人質とされていた湯川遥菜さんと見られる日本人が殺害されたとされる事件について、湯川さんの父親がこのほど「ご迷惑をお掛けして申し訳なかった」と謝罪し、さらに「救出に向けて尽力していただいた」として感謝の意を示したことが中国で大きな注目を集めている。 中国メディアの騰訊大家は27日、中国人作家の唐辛子さんによる手記を掲載し、「なぜ日本人は謝罪するのか」と論じる記事を掲載した。 記事は、湯川さんの父親による謝罪の言葉は中国語に翻訳され、中国の簡易投稿サイト・微博(ウェイボー)や、チャットアプリ「微信(ウェイシン)」などで広まったと紹介し、中国のネット上では「自分の子どものことより、まず社会に向けて謝罪するとは。日本人は恐ろしい民族だ」、「日本人の全体主義とは本当に恐ろしい」、「日本人は“イスラム国”より恐ろしい民族じゃないか」などの反応が見ら