コインチェックから580億円相当の仮想通貨が流出した問題で、仮想通貨を所有していた男性が、取引所の責任を追及して裁判を起こしました。 仮想通貨の大手取引所、コインチェックは先月26日、不正なアクセスを受け、およそ26万人の顧客が預けていたNEMと呼ばれる仮想通貨580億円分が流出し、男性も所有していたNEMを失いました。 会社は先月28日、自己資金で補償する方針を示しましたが、時期などは明らかにしていません。 男性は、ハッキングを避けるため複数の鍵をかけるなど必要なセキュリティ対策を取っていなかったとして、8日、東京地方裁判所に提訴しました。 男性の弁護団によりますと、流出時の取り引き価格を1NEM当たり100円として損害を算出し、数万円の賠償を求めているということです。 弁護団によりますと、コインチェックのNEMの損失をめぐる提訴が明らかになったのは初めてです。 コインチェックをめぐって
大手取引所の「コインチェック」で巨額の仮想通貨が流出した問題で会社は、顧客から預かっている資産のうち「日本円」の引き出しについてはシステムの安全性が確保できたとして来週13日にも再開する方針を固めました。一方、被害者への補償の時期や、顧客から預かっている「仮想通貨」の引き出しのめどは依然として立っていません。 これを受けて会社は、顧客から預かっている「日本円」と「仮想通貨」の引き出しや、ビットコインを除く仮想通貨の売買を停止し、原因の究明やシステムの安全確認などを進めています。 こうした中、関係者によりますと、「日本円」の引き出しについてはシステムの安全性が確保できたとして、来週13日にも再開する方針を固めました。 利用者はコインチェックに開設した口座に「日本円」を預け、それを元手に「仮想通貨」を売買する仕組みになっていますが、流出問題が起きて以降、預けたお金を突然、出金できなくなる状態が
コインチェック社への金融庁立ち入り検査の決行は、2月13日に控えた報告書期日を待たずに事実上の「討ち入り」となりまして、何ともお疲れ様です。 コインチェックに立ち入り検査へ 金融庁 財務内容を調査 | NHKニュース https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180202/k10011312381000.html ギリギリのタイミングでコインチェック社の被害弁護団が立ち上がって、もしもお困りの方がいれば弁護士を立てるかこちらの被害弁護団に早々に相談されるのが良いと思います。 コインチェック被害対策弁護団 http://www.ccbengo.jp いずれにせよ、仮想通貨バブルの終焉を告げるコインチェック社も最終局面を迎えるのではないかと警戒感が高まっているところです。 コインチェック社問題を理解するうえで知っておきたい経済事案あれこれ(追記あり)(山本一郎)
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