女性2人の遺体が見つかったマンション=8日夜、大阪府豊中市、矢木隆晴撮影姉妹の遺体が見つかった一室(右奥)の前には、車いすと洗濯機があった。玄関のドアには行政への相談を勧める地裁執行官の手紙が張り出されていた=8日、大阪府豊中市 大阪府豊中市のマンションの一室で女性2人の遺体が見つかった問題で、2人はこの部屋に住む姉(63)と妹(61)とみられることが9日、大阪府警の調べで分かった。姉の死因は心臓疾患で妹は不明だが、2人とも胃には何も残っていなかった。行政などに相談しないまま生活に行き詰まり、病死や餓死した可能性が高いとみられる。2人が救われる道はなかったのか。 府警が2人の遺体を司法解剖したところ、ともに昨年12月22日ごろに死亡したと判明。2人の胃に内容物はなかった。身長147センチの姉の体重は37キロ、158センチの妹は30キロまでやせていた。 豊中市や府警によると、水道料は7