中国の航空当局によりますと、上海の空港で13日、アメリカのデルタ航空の旅客機が離陸しようとしたところ、日本航空の旅客機が滑走路に進入してきたため、急きょ、離陸を中止しました。これまでのところけが人の情報はありませんが、航空当局は日本航空などから話を聞いて、原因を調べています。 地元メディアはデルタ航空の旅客機の中から撮影したものとして、旅客機のタイヤに向かって放水する様子を撮影した映像を伝えています。 滑走路に進入したとされているのは成田発上海行きの日本航空873便で、これまでのところこのトラブルでけが人がいるという情報はありません。 中国の航空当局は日本航空などから話を聞いて、原因を調べています。 デルタ航空太平洋地区広報部によりますと、離陸しようとした旅客機には乗客乗員合わせて232人が乗っていて、滑走路の途中で急きょブレーキをかけて離陸を中止しましたが、けが人はいないということです。