タグ

ブックマーク / infact.press (64)

  • 《週刊》ネット上の情報検証まとめ(Vol.50/2020.9.17)

    バイデンのイベントに参加した黒人女性は、バイデンに質問する内容を指示する『紙』を渡されていた。 女性『正直に言わせて頂くわ、ミスターバイデン。この紙を読めって言われたけど、わたしにはできないわ。あなたは真実を話さないといけないの。』」とする動画付きの投稿。 【検証】不正確な訳を付け加えミスリード 女性はバイデン指示を否定 動画は、アメリカトランプ大統領の選挙対策部公式Twitterアカウントが4日に投稿したものの転載。選挙対策部の投稿は上掲の日語投稿の「~私にはできないわ。」の部分までとほぼ同内容で、約2.4万RTされている。 大統領選候補のバイデン氏を前にスピーチした黒人女性が、「この紙を読むよう言われたけどできない(I was told to go off this paper, but I can’t)」と発言したのは事実である。だが、女性はスピーチ内ではこの指示が誰からの

    《週刊》ネット上の情報検証まとめ(Vol.50/2020.9.17)
  • 《週刊》ネット上の情報検証まとめ(Vol.48/2020.9.3)

    「安倍総理って『ドクターX』の医者みたいな生活ですね。」として、辞任直前の8/11~8/13に連続で焼肉店で会していたなどとする画像を添付した投稿。 【検証】6年前と混同 8月28日の辞任表明会見での説明によれば、安倍首相は6月の定期健診で持病の潰瘍性大腸炎の再発の兆候を指摘され、7月中旬から体調に異変、8月上旬に再発が確認されたという。画像はこの時期の首相の会の様子として、特に8月11日から13日にかけては3日連続で焼肉店で「脂っこい事」をしていたとしている。 ブロガーのきっこ氏も町山氏の投稿を引用し、 持病の潰瘍性大腸炎が再発して国会の開催にも応じられないほど体調が悪化している時期に『三日連続で焼肉』って凄いよな。 などと投稿、約2000RTされている。 しかし、BuzzFeedが検証しているように、この「3日連続焼肉」は2014年の動静との混同である上、うち1つは焼肉店でもな

    《週刊》ネット上の情報検証まとめ(Vol.48/2020.9.3)
  • 《週刊》ネット上の情報検証まとめ(Vol.47/2020.8.26)

    【検証】ソースは実態不明サイトによる「内部情報」のみ 上掲の孫氏のツイートのほか、神戸市の医院「ナカムラクリニック」のアカウントが「プーチンの娘、死去 2度目のコロナワクチン接種後に」「これ、当なら大ニュースでしょ」と述べた投稿も約1200RTされている。 情報拡散の発端となった海外サイト「Toronto Today」では、「ロシア内部の筋」からの情報として、ロシアのプーチン大統領の娘カテリーナ・ティコノヴァさんが新型コロナウイルスワクチンの2回目の接種後に亡くなったと述べている(削除済み、キャッシュ)。しかし、この実態不明のサイト以外にソースや公式発表などは存在せず、情報の信憑性は乏しいと言わざるを得ない。 記事には一時同様の主張をするタロットカード占い動画のリンクが追加されたり、ファクトチェックサイト「Snopes」に誤りと判定されたことを批判する文章が書かれたりしていたが、結局は記

    《週刊》ネット上の情報検証まとめ(Vol.47/2020.8.26)
  • 《週刊》ネット上の情報検証まとめ(Vol.46/2020.8.19)

    【検証】「ウイルスの数の推定には適さない」を誤解か 新型コロナウイルス感染症の陽性確認にも使われているPCR法は生化学者キャリー・マリス氏(故人)によって開発され、マリス氏はこの功績から1993年にノーベル化学賞を受賞している。その開発者自身が「ウイルスの特定にふさわしくない」などとPCR法の有効性を否定するような発言をしたとする主張は、この武田氏の発言以外にも以前からネット上に散見される。 しかし、マリス氏によるそのような発言は存在が確認できない。海外では同様の主張で、米紙「New York Native」(1997年廃刊)の1996年の記事が根拠として挙げられているが、実際にはそこでマリス氏はPCR法について「その性質上、(ウイルスの)数を推定するのには適していない」と述べているに過ぎない。 詳細は、インファクト別稿やロイター通信の検証記事も参照。 (2)「米国製コロナワクチン治験でウ

    《週刊》ネット上の情報検証まとめ(Vol.46/2020.8.19)
  • 《週刊》ネット上の情報検証まとめ(Vol.45/2020.8.12)

    中国から郵送されてくる謎の種子は 『ジャイアント・ホグウィード』と判明。 樹液が皮膚につくと火傷のようにかぶれる猛毒。」などとする投稿。 【検証】特徴が異なり根拠不明 6月から7月頃にかけ、海外や日で、中国から発送されたと見られる身に覚えの無い小包の中に正体不明の植物の種子が入っていたという事例が相次いだ。発送者の意図やこれが何の植物かが未だ定かではない中、種子の正体は「ジャイアント・ホグウィード」という有毒植物ではないかという憶測が多数拡散。その中にはエッセイストの竹内久美子氏や工学者の大澤昇平氏など、著名人の投稿もある。 ジャイアント・ホグウィードはセリ科ハナウド属の植物。樹液が有毒で、皮膚に触れるとやけどなどの症状を引き起こすことがある(ただしネット上で出回っている被害画像は出典不明で真偽の定かでないものが多い)。なお、種子は樹液を含まないため、触っても被害の可能性は低い。 その

    《週刊》ネット上の情報検証まとめ(Vol.45/2020.8.12)
  • 《週刊》ネット上の情報検証まとめ(Vol.44/2020.8.5)

    飛沫を飛ばす人と相手がそれぞれマスクをしている場合としていない場合の「RISK OF TRANSMISSION(感染リスク)」をパーセンテージで表示し、双方がマスクをして「6FT(6フィート)」離れた場合のリスクを「0%」とする画像。 【検証】数字の根拠は不明 同じ画像を和訳したものは7月22日放送のTBSの番組「グッとラック!」でも紹介され、内容の信憑性について特に論じられることのないまま、専門家らが「分かりやすい」などと肯定的にコメントしている(録画確認済み)。 NPO法人「の安全と安心を科学する会(SFSS)」はこの画像について検証。画像は元々インドのNPOがFacebook上で投稿したもののようだが、数値の根拠となるデータは見つからず、また感染リスクはマスクの種類などの条件によって変わること、距離を取ったとしてもリスクが「0%」になることは統計学上考えられないことなどを指摘してい

    《週刊》ネット上の情報検証まとめ(Vol.44/2020.8.5)
  • 《週刊》ネット上の情報検証まとめ(Vol.43/2020.7.29)

    【検証】金券付きは除外 観光庁が後に明記 政府の経済支援策「Go To キャンペーン」の第一弾である「Go To トラベルキャンペーン」は、旅行代金の最大半額相当を政府が支援するというもので、支援額の7割にあたる旅行代金割引が22日より開始されている。投稿では、旅行代金の半額以上を宿が金券として客に返還した場合、宿側と客側が共に何もせず利益を得られるという内容の図が添付されている。 投稿のあった15日時点では、こうした金券付き旅行プランの扱いについて国から明確な説明は無く、「無限にお金増やせる」可能性は否定できなかった。文春オンラインの同日付の記事でも、「クオカードなどの金券に近いものを付帯させるプランの出現も想定される。」と指摘されていた。 しかし、その後観光庁が20日に更新したQ&A集の中で、「換金性の高い金券類をプラン内容に含む旅行・宿泊商品は、支援の対象外」と明記された。他にポイン

    《週刊》ネット上の情報検証まとめ(Vol.43/2020.7.29)
  • 《週刊》ネット上の情報検証まとめ(Vol.42/2020.7.23)

    【検証】4月のデータに保険適用検査は含まれず、要注意 投稿ではグラフの内容について詳しく言及されていないが、あたかもPCR検査数が5月頃に急増したかのように読み取れるものになっている。現に、同じグラフの画像を用いて、エッセイストの竹内久美子氏は「これ見たら、検査数に対する陽性者数の少なさが一目瞭然。『過去最高の』に騙されるな!」と主張している。 既にこの連載の過去の回では同様の言説を検証している。東京都のPCR検査数が5月7日頃に急増したように見えるが、5月7日分以前のデータは保険適用検査を含んでいないデータだった。検査数が増えつつあるのは事実だが、データの基準が変更されているため、4月頃と単純比較できない。 参考までに、採取日基準データ(1人が複数回カウントされる場合あり)では4月の検査数は1日1000件台となっている。 (2)「GoToキャンペーン 埼玉・千葉の隣接市も除外」

    《週刊》ネット上の情報検証まとめ(Vol.42/2020.7.23)
    sea_side
    sea_side 2020/07/24
    1つ目のグラフってテレビでも使われてたりするからな…
  • 《週刊》ネット上の情報検証まとめ(Vol.40/2020.7.8)

    【検証】データの取り扱いの変更 実際の増加は緩やか この画像は、東洋経済オンラインによる「新型コロナウイルス国内感染の状況」という特設サイトから、「東京都の検査陽性者数」と「東京都のPCR検査人数」の項目を引用したものだが、6月17日以降の数値は医療機関における保険適用検査人数を加えたもので、それ以前とは使用されるデータの内容が違っている。 一方、東京都のサイトでは、5月7日分から保険適用検査を含むデータを掲載。これによれば、検査数は緩やかに増加している傾向はあるものの、「桁違いに増やした」とまでは言えない。詳細は別稿のファクトチェック記事を参照。 同様の言説として、「東京の検査数はこの1ヶ月で約20倍に増えている」などとした投稿が約2.6万RTされている。東京都議の川松真一朗氏も「東京都のPCR検査人数が6月18日から20倍以上増」などと投稿し、約1700RTされている。 (2)「東京都

    《週刊》ネット上の情報検証まとめ(Vol.40/2020.7.8)
  • [新型コロナFactCheck] 「(6月中旬)東京都が桁違いに検査数を増やした」は本当か?

    東京都で行われている新型コロナウイルス検査について、「こんなに桁違いに検査数を増やした」などとするグラフ画像付きの投稿が拡散した。だが、元のデータの集計方法が大きく変更されたことによるもので、最近になってPCR検査数が桁違いに急増したという事実はない。(楊井人文、大船怜) チェック対象 東京都の新コロナ陽性者数が地道に増えてるって話題だけど、・・・こんな桁違いに増やしたのに陽性者がこんだけしか増えてないってのは、・・・(以下、略)(東洋経済オンラインのグラフ画像添付あり) (Twitter、2020年6月28日投稿) 結論 【誤り】厚労省は6月17日から、東京都の検査実施人数を、それまで除外していた「医療機関による保険適用での検査人数」を含めて発表するようになり、そのデータを元に東洋経済オンラインのグラフが掲載されていた。実際の東京都の検査実施人数が桁違いに急増した事実はない。 検証 投稿

    [新型コロナFactCheck] 「(6月中旬)東京都が桁違いに検査数を増やした」は本当か?
  • 《週刊》ネット上の情報検証まとめ(Vol.39/2020.7.1)

    「iOS 14でバッチリ可視化、TikTokが『他アプリで入力中のテキスト』を逐一読み取る様子」と題し、「ビデオアプリ『TikTok』が、他のアプリで入力中のテキストをほぼリアルタイムで逐一読み取っている様子を可視化したムービーが、海外で大きな波紋を呼んでいる。」などとした記事(訂正済、キャッシュ)。 【検証】記事は訂正 実際はTikTok起動中のクリップボード読み取り 記事では、絵文字の専門家として知られるJeremy Burge氏が自らのTwitterアカウントに投稿した動画を参照。テキスト入力時に「TikTok pasted from Instagram」というメッセージが何度も表示される様子から、「TikTokをインストールした状態でInstagramを起動し、テキストを入力すると、1~3ストロークごとにそれらのデータをTikTokが読み取っていることを通知するメッセージが表示され

    《週刊》ネット上の情報検証まとめ(Vol.39/2020.7.1)
  • 《週刊》ネット上の情報検証まとめ(Vol.38/2020.6.24)

    「イギリスの反レイシズムの活動家が、ピラミッドは奴隷労働により建築されたものだから(考古学の通説に反する見解)、ピラミッドを破壊すべきと主張」などとする投稿(削除済み、キャッシュ)。 【検証】そうした主張が実在したかは不明 大手まとめサイト「保守速報」のツイートが1500RTされるなど、同様の言説は広く拡散されている。 この言説の出所はエジプトのオンライン英字紙「Egypt Independent」の記事。17世紀の奴隷商人の銅像が7日に引き倒されたイギリスで、反人種差別を唱える抗議者たちがエジプト・ギザのピラミッド破壊も主張していると、米TV局CNNが報じたとする内容だ。 しかし、実際はCNNがそのような報道をしたという形跡は無い。他のメディアにも同様の報道は無く、誰が、あるいはどの団体が「ピラミッド破壊」を主張したのか具体的には不明である。 ロイター通信の検証記事によれば、「ピラミッド

    《週刊》ネット上の情報検証まとめ(Vol.38/2020.6.24)
  • [新型コロナFactCheck] 「PCR検査は風邪も検出」と誤った主張の動画が拡散

    PCR検査では新型コロナ以外の風邪も検出し、陽性反応を示すから、新型コロナの検査にならない、と主張する動画が配信され、拡散しているが、それは誤りだ。(安藤未希) 【追記】当初、ユーチューブの画像が武田邦彦氏人が投稿したものと記していましたが、人が投稿したものではないとの指摘がありました。武田氏の公式ブログに掲載されていた同一内容の動画に差し替え、記事文も一部修正しました。 なお、記事に関して、ネット番組で事実と異なる指摘がなされていたため、訂正の申し入れをしています。これについては、別途お知らせ記事を掲載しました。(ファクトチェック部門編集長 楊井人文、2020/7/10) チェック対象 PCR検査というのは新型コロナの検査にはならないんですよ。(0:16) (中略)PCR検査というのは武漢風邪も検出するし、普通の風邪も検出すると。両方とも陽性となると。だからPCRが陽性だといって

    [新型コロナFactCheck] 「PCR検査は風邪も検出」と誤った主張の動画が拡散
  • 《週刊》ネット上の情報検証まとめ(Vol.37/2020.6.17)

    【検証】主要紙の大半が報じている 美容外科医の高須克弥氏らが愛知県の大村秀章知事のリコール運動を始めると6月2日に発表したことは、同日中に朝日新聞や毎日新聞のほか、時事通信、共同通信でも報じられた。共同通信の記事は提携各紙へ配信され、日経済新聞や、東京新聞を始めとする多くの地方紙に掲載されている。読売新聞の報道は少なくともウェブ上では確認できない。 投稿者が挙げている産経新聞の掲載記事も、明記はされていないが、提携する共同通信の記事とほぼ同文のためこれを配信したものと思われる。 いずれにせよ、3日の投稿時点で主要紙の大半がこの件を報じていることになり、「全く報じず」というのは誤りである。 (2)「シアトルデモ隊発砲犯の画像をCNNが白く加工(画像)」

    《週刊》ネット上の情報検証まとめ(Vol.37/2020.6.17)
  • 《週刊》ネット上の情報検証まとめ(Vol.36/2020.6.10)

    消灯されているように見えるホワイトハウスの画像とともに、「明かりが消され、暗くなったホワイトハウス。」「窓も真っ黒だから、カーテンも閉まっているみたいだ。」などとする投稿。 【検証】過去の写真を加工したもの アメリカ・ワシントンのホワイトハウス前で5月31日に大規模なデモが行われた翌日から拡散されたこの画像は、元米大統領選候補者のヒラリー・クリントン氏ら大物政治家や著名人が投稿するなど、現地でも広く拡散されていた。 しかし、画像は2014年に撮られたストックフォト写真を暗く見えるように加工したものと見られる(右端に写る車などが一致)。 デモ当日、AP通信掲載の写真によれば、ホワイトハウスは内部は消灯されたものの、玄関部分外側の明かりは点灯していた。CBSホワイトハウス特派員のマーク・ノウラー氏も同様の写真を投稿している。 ホワイトハウスのホーガン・ギドリー報道官は、ホワイトハウスは以前から

    《週刊》ネット上の情報検証まとめ(Vol.36/2020.6.10)
  • 《週刊》ネット上の情報検証まとめ(Vol.35/2020.6.3)

    ガーナの個人サイトの英語記事を引用し、「マダガスカル大統領暴露”私の作るコロナ治療薬に少量の毒物を入れるよう、WHOが私に2千万ドル提供してきました」と記事内容を紹介した投稿。 【検証】大統領府が否定 AFP通信の取材に対し、大統領府は「マダガスカル大統領府はこれら全ての主張を公式に否定する。治療薬『コビッド・オーガニクス』の発表以来、多くの発言がアンドリー・ラジョリナ大統領と誤って結び付けられている」とコメント。また、同様に拡散された「大統領がWHO脱退をアフリカ諸国に呼びかけた」「毒物について持ち掛けたのはアメリカ中国と発言」とする主張も、大統領府は否定している。(それぞれ参考1、2) なお、ここで言う治療薬「コビッド・オーガニクス」とは、大統領が予防と治療に効果があると主張しているハーブティーのことである。 (2)「アベノマスクの不良品 再検品したらたったの12枚」

    《週刊》ネット上の情報検証まとめ(Vol.35/2020.6.3)
  • 《週刊》ネット上の情報検証まとめ(Vol.34/2020.5.27)

    「フジロックも中止 フェスなき夏、音楽ビジネスの修正不可避」と題し、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、今年8月開催予定のフジロックフェスティバルの中止が発表されたとする記事。(キャッシュ) 【検証】日経が誤掲載を謝罪 日経新聞は元の記事を削除した上で、同日中に「フジロックフェスティバルが今年の開催中止を発表したと記述していましたが、中止は発表されていませんでした」と訂正した。記事内で中止を発表した日付が「●日」と伏せ字になっており、未完成の予定原稿を誤って掲載したものとみられる。 現時点で、フジロックの公式サイトやSNSでは開催中止という言及はない。 なお、削除前の記事にコメントが掲載されていた音楽評論家の鹿野淳氏は、自身のTwitterにて「そもそも自分が取材のオファーを受けた趣旨とは異なる背骨の記事だったので、当初のオファーに適切な記事を要求したところ、それが急遽作られ、掲載され

    《週刊》ネット上の情報検証まとめ(Vol.34/2020.5.27)
  • 《週刊》ネット上の情報検証まとめ(Vol.33/2020.5.20)

    【検証】画像は合成 これはイタリアの環境保護団体が撮影したヴェネツィア(ヴェニス)の写真と、有料ストックフォトから取ったワニの写真を合成したコラージュ画像である。ストックフォトの説明文によれば、ワニの写真はアメリカ・フロリダ州のエバーグレーズという湿地帯で撮られている。 台湾ファクトチェックセンターが取材した専門家によれば、ワニは温暖な沼や湖を好み、ヴェネツィアの運河に現れる可能性は非常に低いという。 (2)「カモノハシの赤ちゃん(画像)」

    《週刊》ネット上の情報検証まとめ(Vol.33/2020.5.20)
  • 《週刊》ネット上の情報検証まとめ(Vol.32/2020.5.13)

    【検証】生放送ではなく録画動画 削除は荒らしコメントか 投稿はジャーナリストの岩上安身氏が引用(削除済み。キャッシュ)するなどして拡散した。 ニコ生などのサービスを展開する総合サイト「niconico」のTwitter公式アカウントは、この件に関し以下のように投稿し、安倍首相が出演した生放送でのコメント大量削除を否定した。 「『安倍首相に質問!みんなが聞きたい新型コロナ対応に答える生放送』の政権批判コメントを運営が削除している」という画像ツイートが出回っていますが、これは事実ではありません。 当該画像は下記動画への数万件の同一投稿を運営側で削除したものです。https://t.co/1qqU9ztS9n 実際の管理画面↓ pic.twitter.com/MhqzwjLGh0 — ニコニコ窓口担当 (@nico_nico_talk) May 7, 2020 なお、当該ツイートの画像は5月6日

    《週刊》ネット上の情報検証まとめ(Vol.32/2020.5.13)
  • 《週刊》ネット上の情報検証まとめ(Vol.27/2020.4.8)

    インターネット上で話題になった“要注意”情報を、週1回まとめてお届けします。紹介するのは、他のメディアなど第三者が調査・検証したものも含みます。(大船怜=ネット上の情報検証まとめ管理人) 新型コロナウイルス関連特集 新型コロナウイルス(新型肺炎)に関連する“要注意”情報のうち、主要なものを簡潔に紹介します。(順不同) 1.「感染者3割が外国人」 →未確認数でほとんどは日人 厚労省サイト上の資料で、PCR検査陽性者数などに「日国籍の者○○名(これ以外に国籍確認中の者がいる)」という表記があったため、この「国籍確認中」を全て外国籍とする誤解が生じていた。 実際にはこれは自治体発表のデータで特に国籍が記載されていないものを表すのであって、BuzzFeedの取材に対し厚労省担当者は「確認中の方のほとんどが日人であると推測されます」と回答している。 4月2日の資料以降、厚労省は「うち日国籍の

    《週刊》ネット上の情報検証まとめ(Vol.27/2020.4.8)