先週号で“公認パワハラ”音声を報じた維新の馬場代表に、新たな疑惑が浮かび上がった。舞台は地元で保育園などを運営する社会福祉法人。馬場氏は今年6月下旬、この法人の理事長に収まっていたのだ。その裏には――。 コロナ禍を境に、人前から忽然と姿を消した老女がいた。今年で81歳になる西侑子氏(仮名)は、大阪府堺市で4つの保育園を営む社会福祉法人「ドレミ福祉会」を一代で築き上げた立志伝中の人物だ。 近隣住民はこう語る。 「5〜6年前までは元気に挨拶してくれたんだけど、西さんをここ最近、ずっと見てなくて……。身寄りがないと聞いていたから心配に思って、保育園の先生に『どうしているの?』と尋ねても、なぜかみんな口を噤んでしまうのよ」 馬場氏は現在当選4回 彼女が、自らの人生を捧げてきたドレミ福祉会。ところが、その理事長が今年6月25日付で、西氏から“別の人物”に代わっていた。新理事長に就いたのは、「日本維新